APP PRICING

アプリ料金プランが大幅強化
8プラン・無料テスト・小数イベント対応

プラン上限拡大 / 課金なしテスト / App Events の負数・小数値サポート — 2026年7月9日より

3つのアップデートポイントプラン上限拡大Public Plans48Private Plans1015無料テスト強化審査中: 既存プランで審査可能開発ストア: 自社アプリを無料購読フリープラン: 他パートナーが開発ストアでテスト可能App Events 拡張以前整数のみ (1, 2, 3…)対応後負数 / 小数 (−1, 1.5…)Shopify Developer Changelog — 2026.07.09

2026年7月9日、Shopifyはアプリの料金プラン周りで3つの大きなアップデートを同時リリースしました。パートナーはより多くのプランをマーチャントに提供でき、課金を発生させずにビリングフローをテストできるようになり、App Events APIでは負数・小数値が受け付けられるようになりました。アプリ開発者・パートナー双方に影響する変更です。

PLAN LIMITS

01プラン上限の拡大:公開8・非公開15

これまで1アプリあたり公開プランは最大4件、非公開プランは最大10件まででした。今回のアップデートにより、公開プランは最大8件、非公開プランは最大15件まで作成できるようになりました。

BEFOREPublic PlansP1P2P3P4Private Plans: 最大1010プランまでAFTERPublic PlansP1P2P3P4P5P6P7P8Private Plans: 最大1515プランまでBILLING TEST

02課金なしのプランテスト機能

アプリのビリングフローを検証するために、わざわざ専用のテストプランを作る必要がなくなりました。以下の3パターンで実際の課金を発生させずにプランの動作確認が可能です。

審査中

アプリ審査担当者が既存プランをどれでも選択して審査を進められるようになりました。専用テストプランの作成は不要です。

開発ストア

自分が所有するアプリを開発ストアにインストールし、いずれのプランも無料で購読できます。

フリープランフラグ

プランを「free」としてマークすることで、他のパートナー・開発者が自分の開発ストアでそのプランをテストできます。

APP EVENTS API

03App Eventsが負数・小数値に対応

App Events APIで送信できるイベント値が拡張されました。従来は0より大きい整数のみが受け付けられていましたが、今後は以下の値も指定できます。

BEFORE — 整数のみ (>0)15100−5 ✗ 不可1.5 ✗ 不可AFTER — 負数・小数も受付11.5−1−5負数 = 過去の報告済み使用量を調整・クレジット小数 = 例: 1.5 のような端数を正確に計上可App Events API Reference を参照USE CASES

04業務で活かせるユースケース

課題
これまで審査のたびに専用テストプランを用意し、審査後に削除する運用が手間だった
打ち手
アプリ審査担当者が既存の本番プランを使って審査できるようになったため、専用テストプランを作成・削除する必要がなくなった
効果
プラン管理の工数削減・プラン一覧の見通しがよくなる。審査回数が多いアプリほど恩恵大
技術メモ
元記事には審査フロー変更の具体的なAPI操作の記載なし。詳細は公式 App pricing ドキュメントを参照
課題
従量課金モデルで「イベント報告のミス」が発生した場合、正の整数しか送れないため修正手段がなかった
打ち手
App Events APIで負の値を送ることで、過剰に報告した使用量をクレジット(差し引き)できるようになった
効果
課金誤りの修正がAPIレベルで完結し、マーチャントへの手動返金フローを削減できる
技術メモ
負数イベントの送信フォーマットは App Events API Reference(公式)に詳細あり。対象APIバージョンの記載は元記事になし
課題
使用量が整数単位にならないサービス(例:APIコール0.5単位、処理時間1.5分など)を正確に課金できなかった
打ち手
App Events APIが小数値(例: 1.5)を受け付けるようになり、端数を含む使用量をそのまま報告できる
効果
マーチャントへの課金精度が向上し、端数切り上げによる過課金リスクを回避できる
技術メモ
元記事では「1.5」が例示されているが、小数点以下の桁数制限については記載なし。公式APIリファレンスで確認推奨
TECHNICAL POINTS

05技術者が押さえるべき5つのポイント

項目 変更前 変更後 注意点
公開プラン数上限 4件 8件 既存アプリも即時適用と思われるが公式確認推奨
非公開プラン数上限 10件 15件 同上
審査時テストプラン 専用テストプランが必要 既存プランで審査可 審査担当者が選択する仕組みの詳細は記載なし
開発ストアでの課金 記載なし(従来の動作) 自社アプリを無料購読可 自分が所有するアプリのみ対象
App Events 値の範囲 0より大きい整数のみ 負数・小数も可 小数桁数の上限は元記事に記載なし
📎 フリープランフラグの活用

プランを「free」としてマークすることで、自社以外のパートナーや開発者も自分の開発ストアでそのプランをテスト可能になります。OSS的な共有テストに有効です。

📎 既存の負数処理に注意

負のイベント値が「クレジット」として機能することが元記事に明記されています。ただし、合計値がマイナスになった場合の挙動については公式リファレンスを必ずご確認ください。

「プラン数の拡大・無料テスト強化・App Eventsの柔軟化」の3点が同時適用され、Shopifyアプリの料金設計と開発体験が一段と向上しました。今後の新規アプリ設計および既存アプリの課金ロジック見直しに、このタイミングで対応することをおすすめします。

Source: https://shopify.dev/changelog/app-pricing-more-plans-no-charge-plan-testing-and-negative-and-fractional-app-events | 公開日: 2026年7月9日