Carrier Service APIに注文合計と顧客タグが追加:詳細と実装手順
ShopifyのCarrier Service APIは、配送レートの計算における柔軟性と厳密さを高めるためのアップデートが行われました。具体的には、注文合計(order totals)と顧客タグ(customer tags)がAPIのコールバックペイロードに追加されました。このアップデートにより、配送レートをより効果的に計算することが可能になります。
技術的課題
従来のCarrier Service APIでは、注文の価値や顧客セグメンテーションを考慮した配送料計算が難しいという課題がありました。しかし、この新たなフィールドの追加により、詳細な注文情報と顧客情報に基づく配送料の調整が可能になります。
ソリューションの提案
新たに追加されたフィールドは以下の通りです:
-
order_totals-
subtotal_price: 割引と税金を適用する前の商品の合計価格。 -
total_price: 割引と税金を適用した後の最終価格。 -
discount_amount: 注文に適用された割引の合計額。
-
-
customer-
id: 顧客の一意の識別子。 -
tags: 顧客に関連付けられたラベルで、セグメンテーションに有用。
-
実装手順とコード例
新たなフィールドはすべてのコールバックレスポンスに自動的に含まれるため、特別な実装手順はありません。ただし、これらの新たなフィールドを活用するためには、配送レート計算のロジックを更新する必要があります。
例えば、顧客が特定のタグを持っている場合に特別な配送料を適用することが可能になります。次のコードはその一例です:
if (customer.tags.includes('VIP')) {
// VIP顧客に対する特別な配送料を計算
} else {
// 通常の配送料を計算
}
パフォーマンス・コスト分析
このアップデートにより、注文の合計金額や顧客のタグに基づく配送料の柔軟な計算が可能になりました。これにより、配送料の計算がより正確になり、顧客体験の向上につながります。また、特定の顧客セグメントに対するマーケティング活動の効果も高まるでしょう。
実装時の注意点・ベストプラクティス
新たなフィールドを活用する際は、顧客体験を考慮した配送料の設定が重要です。例えば、高額な注文に対して割引を適用したり、顧客のロイヤリティに応じて配送料を調整するなど、顧客の期待とビジネスの目標をバランス良く満たすことが求められます。
次のステップ
新たに追加されたフィールドを活用して、配送料の計算をよりカスタマイズし、顧客体験を向上させましょう。さらなる詳細については、Carrier Service APIのドキュメンテーションをご参照ください。
参考記事: Carrier Service API now includes order totals and customer tags



AUTHOR
Share:
注文更新の電話番号フィールドを公開する
新しいGoogle Cloud Runデプロイメントチュートリアルが公開されました