Shopify:顧客マーケティングURLフィールドへの書き込みアクセスが必須となりました

ShopifyがAPIのセキュリティ対策として、一部の顧客関連フィールドで書き込みアクセスが必要となるアップデートを行いました。本記事では、この変更があなたの開発にどのように影響を与え、どのように対応すべきかについて詳しく解説します。

1. 技術的課題の定義

これまで、read_customersスコープを持つアプリは、顧客のマーケティング同意を変更できる秘密のトークンを含むURLを取得することができました。しかし、この状況は不正な顧客設定の変更につながる可能性がありました。今回のアップデートは、このセキュリティリスクを防ぐためのものです。

2. 技術的ソリューションの提案

以下のフィールドについて、write_customersスコープとcreate_and_edit_customersパーミッションが必要となりました。

  • Customer.emailOpenTrackingUrl (廃止予定)
  • Customer.unsubscribeUrl (廃止予定)
  • CustomerEmailAddress.openTrackingUrl
  • CustomerEmailAddress.marketingUnsubscribeUrl
  • CustomerPhoneNumber.marketingUnsubscribeUrl

3. 実装手順とコード例

あなたのアプリがこれらのフィールドをクエリする場合、以下のステップを実行する必要があります:

  1. アプリをアップデートし、write_customersアクセススコープを含めます。これまではread_customersスコープが十分でした。
  2. リクエストを行うユーザーがcreate_and_edit_customersパーミッションを持っていることを確認します。

これらの変更により、read_customersスコープのみを持つアプリは、これらのフィールドをクエリしようとするとアクセス拒否エラーに遭遇します。

4. パフォーマンス・コスト分析

この変更はセキュリティ強化の一環であり、アプリのパフォーマンスやコストには影響しません。しかし、アクセス拒否エラーを防ぐためには、早急なアップデートが必要です。

5. 実装時の注意点・ベストプラクティス

必要な権限がない場合、API呼び出しは失敗します。このため、アプリのユーザー権限を確認し、適切なパーミッションが付与されていることを確認することが重要です。

6. 次のステップ・発展案

ShopifyのAPIは常に進化しています。今後もセキュリティ強化等のアップデートが予想されますので、最新の情報を常にチェックしてください。

参考記事: Customer marketing URL fields now require write access