DraftOrderLineItem.gramsフィールド
2026-07で完全削除
weightフィールドへの移行で単位の柔軟性も向上
Admin GraphQL API バージョン 2026-07 から、DraftOrderLineItem の grams フィールドが完全に削除されます。このフィールドは8年以上前に非推奨となっており、2026-04バージョンがサポート終了になった後は、grams を参照するクエリはエラーを返すようになります。今すぐ weight フィールドへの移行対応を進めてください。
1変更内容のBefore / After図解
2業務に活かせる具体ユースケース
- 課題
- 大型家具・重機など数十kgを超える商品を扱うECで、
gramsの整数オーバーフローにより重量が正しく取得できないケースが発生していた - 打ち手
-
weight.valueとweight.unitを組み合わせることで、kg・gなど任意の単位で正確な重量を取得する - 効果
- 配送料の計算ロジックが単位を意識して処理できるようになり、計算誤差リスクを排除できる
- 技術メモ
- WeightInputはプラットフォーム全体で統一された型。unitはKILOGRAMS / GRAMS / POUNDS / OUNCESが利用可能(公式ドキュメントで要確認)
- 課題
- 海外向け越境ECで、グラム単位の重量をポンド・オンスに変換してCSVエクスポートする処理を自社アプリで実装しており、単位変換ロジックが複雑化していた
- 打ち手
-
weight.unitを参照することで、APIから返ってきた単位をそのまま利用でき、自前の変換ロジックを削減できる - 効果
- コードのシンプル化と保守工数の削減。国ごとの配送業者が要求する単位にも柔軟に対応可能になる
- 技術メモ
- 移行前に既存のGraphQLクエリを全文検索し「grams」を含む箇所をリストアップしてから一括置換するのが効率的
- 課題
- Shopifyの下書き注文(Draft Order)をもとに見積書や納品書PDFを自動生成しているカスタムアプリが、重量の単位表記を「g」で固定していた
- 打ち手
-
weight.unitの値を動的に読み取り、PDF上の単位ラベルも自動で切り替えるよう実装を修正する - 効果
- 商品マスタの単位設定変更に追従してドキュメントが自動更新され、手動修正コストがゼロになる
- 技術メモ
- APIバージョンを2026-07以上に上げる前に、ステージング環境で動作確認を実施することを推奨
3技術者向け移行チェックポイント
| 確認項目 | 詳細 | ステータス目安 |
|---|---|---|
| 影響バージョン | Admin GraphQL API 2026-07 以降で grams は完全削除。それ以前のバージョンは引き続き動作するが、2026-04がサポート終了した後はエラーになる |
要対応 |
| 移行先フィールド |
DraftOrderLineItem.weight。value(数値)と unit(単位文字列)の2プロパティを持つ |
推奨 |
| 既存クエリの検索 | コードベース全体で grams というキーワードを検索し、DraftOrderLineItem への参照かどうか確認する |
要調査 |
| 後方互換性 | 2026-07未満のAPIバージョンを明示指定しているリクエストは当面影響を受けないが、将来的なサポート終了を踏まえ早期移行を推奨 | 注意 |
| オーバーフロー問題 | 旧 grams は整数型のため大きな重量値でオーバーフローが発生しうる問題があった。weight.value はこの制約を解消している |
改善済 |
移行作業の際は DraftOrderLineItem リファレンスドキュメント を必ず参照してください。単位の種類や型の詳細はドキュメント側が正とされます。不明点は Shopify Partnersコミュニティ への問い合わせも可能です(元記事より)。
Admin GraphQL APIで下書き注文の重量を扱うすべてのクエリを今すぐ weight { value unit } に移行することで、2026-07以降のエラーを未然に防ぎ、単位の柔軟性も同時に手に入れられます。
Source: https://shopify.dev/changelog/draftorderlineitemgrams-field-removed-in-2026-07 | 公開日: 2026年4月13日






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