顧客アカウント設定のための新規Webhookトピック導入について
1. 技術的課題の定義
Shopifyストア運営者が顧客アカウント設定を変更した際に、その情報をリアルタイムで取得できる仕組みが必要となります。これは例えば、顧客アカウントの種類を変更したり、チェックアウト時のログイン要否を切り替えたりした場合に、その変更を速やかに把握してアプリケーション側の対応を行うためです。
2. 現状の技術スタックと問題分析
以前までのGraphQL Admin APIでは、顧客アカウント設定の変更をリアルタイムに捉える仕組みがありませんでした。そのため、定期的に設定をチェックするなど、非効率な手段を取らざるを得ませんでした。
3. 技術的ソリューションの提案
2024-07のGraphQL Admin APIバージョンより、新たなWebhookトピック customer_account_settings/update が追加され、顧客アカウント設定の変更をリアルタイムで取得することが可能となりました。
4. 実装手順とコード例
このWebhookは、ストア運営者が顧客アカウント設定を変更した際にトリガーされます。それぞれの設定によってWebhookのペイロードが異なります。以下にその例を示します。
新規顧客アカウントを選択し、チェックアウト時のログインを必要とし、オンラインストアにログインリンクを表示した場合のペイロード:
{
url: 'https://shopify.com/1234567890/account',
customer_accounts_version: 'new_customer_accounts',
login_required_at_checkout: true,
login_links_visible_on_storefront_and_checkout: true
}
クラシック顧客アカウントを選択し、チェックアウト時のログインを不要とし、オンラインストアにログインリンクを表示しない場合のペイロード:
{
url: null,
customer_accounts_version: 'classic',
login_required_at_checkout: false,
login_links_visible_on_storefront_and_checkout: false
}
5. パフォーマンス・コスト分析
Webhookを利用することで、顧客アカウント設定の変更をリアルタイムに取得できるようになり、ストア運営者の手間が大幅に減り、顧客体験の向上に貢献します。また、サーバーの負担も軽減され、コスト削減にも繋がります。
6. 実装時の注意点・ベストプラクティス
Webhookのペイロードは設定により異なるため、それぞれの設定に対応した処理を実装する必要があります。また、Webhookの受け取り側のサーバーは、リアルタイムにレスポンスを返すことを確認してください。
7. 次のステップ・発展案
これらのWebhookを活用し、さらに顧客体験を向上させるための新たな機能開発や、既存機能の改善に取り組んでみてはいかがでしょうか。
参考記事: Introducing a webhook topic for customer account settings






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