ShopifyローカルピックアップAPIの導入
Shopifyストアでの商品配送方法の一つとして、顧客が直接店舗まで商品を取りに来る「ローカルピックアップ」の設定を管理する手段が限られていました。しかし、2022年10月からGraphQL Admin APIの新バージョン「unstable」にて、新たにローカルピックアップの設定を扱うAPIが提供されることとなり、ローカルピックアップ設定の柔軟な管理が可能となりました。
新APIの概要
新たに導入されたAPIは、「ローカルピックアップを有効にする」、「ローカルピックアップを無効にする」といった操作のためのmutation、そして「現在のローカルピックアップの設定を取得する」ためのフィールドが提供されます。
実装手順とコード例
ローカルピックアップを有効にするには、以下のようなGraphQL mutationを利用します。
mutation {
locationLocalPickupEnable(input: { id: "gid://shopify/Location/1234567890" }) {
location {
id
localPickupSettingsV2 {
isEnabled
}
}
userErrors {
field
message
}
}
}
これにより、指定したIDのロケーションにローカルピックアップが有効になります。また、ローカルピックアップの現在の設定を取得するには、LocationオブジェクトのlocalPickupSettingsV2フィールドを利用します。
パフォーマンス・コスト分析
この新APIを用いることで、各店舗のローカルピックアップの設定を個別に柔軟に制御することが可能となり、それによってストアの運用コストが大幅に削減される可能性があります。また、APIを通じた設定変更は即時反映されるため、顧客に対して最新の情報を提供することが可能となります。
実装時の注意点・ベストプラクティス
このAPIの利用に当たっては、mutationを実行する際のエラーハンドリングを適切に行うことが重要です。特に、ローカルピックアップがすでに有効化されている場合や、指定したIDのロケーションが存在しない場合などにはエラーが返されるため、その対応策を事前に準備しておきましょう。
次のステップ・発展案
この新APIは、店舗のローカルピックアップ設定を管理するための基本的な機能を提供しています。今後、これを活用して、例えば特定の時間帯のみローカルピックアップを有効にするといったような、さらに細かい制御を実現するための拡張が期待されます。






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