MARKETS

Marketsでチャネル別
価格・在庫・通貨を設定

販売チャネルをマーケットとして定義し、カタログ・価格・通貨を個別にコントロール

SHOPIFY MARKETSChannel Market TypeOnline Store独自価格 / 通貨 / 在庫Catalog APOS独自価格 / 通貨 / 在庫Catalog BCustom Channel独自価格 / 通貨 / 在庫Catalog Cチャネルの公開コントロールはそのまま維持 — 全プラン対応

2026年6月17日より、Shopify Marketsに「チャネル型マーケット」が追加されました。これにより、オンラインストア・POSなど各販売チャネルに対してマーケットを作成し、カタログ・価格・商品在庫・通貨を個別に設定できます。既存のチャネルごとの公開設定はそのまま維持され、Marketsを利用している全プランの商店が即日使用可能です。

OVERVIEW

01チャネル型マーケットとは何か

従来のMarketsは主に「地域(国・地域)」単位でマーケットを定義し、通貨や価格を切り替える仕組みでした。今回の追加により、販売チャネルそのものをマーケットの軸として設定できるようになります。1つのチャネルマーケットには、複数の販売チャネルとオプションで地域を組み合わせることが可能です。

Before / After — Marketsのマーケット定義BEFORE地域マーケット (例: 日本)通貨・価格 をまとめて設定地域マーケット (例: 北米)通貨・価格 をまとめて設定チャネル別設定は別途管理チャネル固有の価格設定が困難チャネルxカタログの柔軟連携が難しいAFTERチャネルマーケット (Online Store)カタログA / JPY / 専用価格チャネルマーケット (POS)カタログB / 店頭価格 / 指定通貨チャネルマーケット (Custom)カタログC / 卸価格 / 任意通貨チャネル公開コントロールは従来どおり維持KEY FEATURES

02主な機能と設定できる項目

📦 カタログ割り当て
チャネルマーケットに任意のカタログを紐付け。チャネルごとに取り扱い商品を分けられる。
💴 価格カスタマイズ
チャネルごとに固有の価格を設定可能。同一SKUでもチャネルによって異なる販売価格を適用できる。
🌐 通貨の指定
チャネルに紐づく通貨を個別に指定。国際展開チャネルと国内POSで異なる通貨を使い分けられる。
🛒 商品在庫の可用性
販売チャネルごとに販売する商品・バリアントを絞り込める。不要な商品を非表示にしつつ公開設定は維持。
🔀 複数チャネル + 地域
1つのチャネルマーケットに複数の販売チャネルを含め、さらに地域も組み合わせることが可能。
🔒 公開コントロール維持
各チャネル固有の公開設定(掲載・非掲載)はそのまま機能し、マーケット設定で上書きされない。
USE CASES

03業務で活かせる3つのユースケース

課題
実店舗(POS)とオンラインストアで同じ商品を異なる価格で販売したいが、Marketsの地域軸だけでは管理が煩雑になる。
打ち手
POSチャネル専用のチャネルマーケットを作成し、店頭専用カタログと価格表を割り当てる。オンラインストアは別のチャネルマーケットで管理。
効果
在庫・価格・通貨をチャネル単位で完全に分離でき、ダブルメンテナンスを解消。POS側の公開コントロールも継続して機能する。
技術メモ
チャネルマーケットにカタログを割り当てる際、既存のB2Bカタログとの兼用も構成次第で可能と考えられる。最終確認はHelp Centerの最新ドキュメントを参照のこと。
課題
海外向けカスタムチャネル(卸・提携ECなど)に対して、専用の外貨建て価格と限定商品ラインナップを提供したい。
打ち手
カスタムチャネルをチャネルマーケットとして登録し、卸専用カタログ(限定SKU)と現地通貨を設定する。
効果
オンラインストア向けの定価・カタログに一切影響を与えず、チャネル専用の価格体系を維持できる。
技術メモ
チャネルマーケットには地域(Region)もオプションで付与できるため、「北米向けカスタムチャネル」のようなより細かい軸でも設定可能。
課題
多国展開ブランドが、国ごとのオンラインストアを複数チャネルで運営しており、それぞれ異なる通貨と商品ラインを持つが、一元管理ができていない。
打ち手
各国チャネルにチャネルマーケットを割り当て、通貨・カタログ・価格をMarketsの管理画面で一元設定する。
効果
国別・チャネル別の価格設定をMarkets UIで集中管理でき、オペレーション工数を削減できる。
技術メモ
1つのチャネルマーケットに複数チャネルと複数地域を組み合わせられるため、チャネル×地域のマトリクスをシンプルな単位に圧縮できる可能性がある。
DEV NOTES

04技術者目線のポイント

項目 内容 ステータス
対象プラン Marketsを利用している全プランの商店が対象 全プラン対応
提供開始日 2026年6月17日(即時提供) GA
マーケットタイプ Channelsが新たなmarket typeとしてMarketsに追加 新規追加
カタログ連携 チャネルマーケットにカタログを割り当て可能。詳細構成は公式Help Center参照 要確認
チャネル公開設定との関係 各チャネル固有の公開コントロールはそのまま維持。マーケット設定が上書きしない 共存可
API・Liquid影響 元記事に具体的な記載なし。Markets関連APIへの影響は公式ドキュメントで確認推奨 記載なし
チャネルマーケット 設定フローMarketsAdmin UIチャネルマーケット作成 (Channel Type)チャネル追加+ オプション地域カタログ・価格・通貨チャネル固有設定を適用チャネル公開コントロール既存設定はそのまま維持商品可用性のコントロールチャネル単位で表示商品を絞込全ステップはShopify Marketsの管理画面から設定可能 — 全プラン対応

「チャネル別に価格・通貨・商品ラインを完全分離したい」というECオペレーションの課題を、Marketsの新しいチャネルマーケット機能で解決できます。

Source: https://changelog.shopify.com/posts/set-channel-specific-prices-availability-and-currency-with-markets | 公開日: 2026年6月17日