顧客の新しいメールマーケティング同意と廃止予定のフィールドについて
1. 技術的課題の定義
Shopifyでは、これまで「accepts marketing」フィールドを使用して、顧客がすべてのマーケティングチャネルに登録しているか否かを示していました。しかし、2021年にSMSマーケティングの同意を導入し、マーケティング同意をSMSとメールのチャネルに分ける動きが始まりました。
APIバージョン2022-04では、この分割が完了し、「accepts marketing」フィールドが廃止され、それに代わる「email marketing consent」フィールドが導入されました。これにより、顧客のマーケティング同意を単純なブール値で表現するのではなく、同意のレベル、同意状態、同意が与えられた時間を送信するためにSMSとメールマーケティング同意フィールドを使用する必要があります。
2. 具体的な技術的ソリューションの提案
具体的には、GraphQL Admin APIバージョン2022-04では、「Customer」オブジェクトと「CustomerInput」入力オブジェクトの「acceptsMarketing」、「acceptsMarketingUpdatedAt」、「marketingOptInLevel」フィールドが非推奨となり、これらのフィールドは「CustomerInput」オブジェクトの「emailMarketingConsent」フィールドを使用してアクセスできる新しいフィールドに置き換えられます。
新しいフィールドは以下の通りです。
marketingStateconsentUpdatedAtmarketingOptInLevel
3. 実装手順とコード例
新しいフィールドを使用するための具体的なコード例を以下に示します。
mutation {
customerCreate(input: {
email: "email@example.com",
emailMarketingConsent: {
marketingState: SUBSCRIBED,
consentUpdatedAt: "2022-04-01T00:00:00Z",
marketingOptInLevel: SINGLE_OPT_IN
}
}) {
customer {
id
}
}
}
このコードは、emailMarketingConsentフィールドを使用して顧客を作成する例です。marketingStateにSUBSCRIBEDを、consentUpdatedAtには同意が更新された日時を、marketingOptInLevelにはSINGLE_OPT_INを設定しています。
4. パフォーマンス・コスト分析
新しいフィールドを使用することで、より詳細な顧客のマーケティング同意情報を扱うことが可能になります。これにより、顧客がどのマーケティングチャネルに同意しているかをより正確に把握し、適切なマーケティング活動を行うことができます。これにより、マーケティングの効果を最大化し、コスト効率を改善することが期待できます。
5. 実装時の注意点・ベストプラクティス
新しいフィールドを使用する際には、旧フィールドが非推奨となり、今後は使用できなくなることを確認してください。また、新しいフィールドを使用して顧客のマーケティング同意情報を適切に管理することが重要です。
6. 次のステップ・発展案
今後は、新しいフィールドを使用して、より詳細な顧客のマーケティング同意情報を取得し、適切なマーケティング活動を行うことが求められます。具体的なマーケティング活動やその効果を分析するための具体的な手法については、今後の研究課題となります。
参考記事: New email marketing consent for customers and deprecated fields






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Customerオブジェクトの廃止予定フィールドについて
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