Shopify Function APIの新たな参照ドキュメンテーション
ShopifyのFunction APIは、Shopifyストアのカスタマイズに欠かせないツールですが、その参照ドキュメンテーションの使い勝手と情報量が問題となっていました。エンジニアからのフィードバックを受け、Shopifyは参照ドキュメンテーションを大幅に改善しました。これにより、APIの理解と実装がより容易になります。
新たな参照ドキュメンテーションの特徴
新たな参照ドキュメンテーションには、以下のような特徴があります。
- 各Function APIに専用のページが設けられ、APIの説明、ターゲット、データ構造、一般的な使用例が一箇所にまとめられています。
- すべてのFunction APIに対するエンドツーエンドの例が示され、一般的な商人シナリオに適した完全な実装パターンが示されています。
- GraphQLオブジェクトを深く探索するためのインタラクティブなオブジェクト探索機能があります。
- 各Function APIのパフォーマンス指標が表示され、効率的にインテグレーションを最適化するのに役立ちます。
新たな参照ドキュメンテーションの活用
この新たなドキュメンテーションを活用すれば、エンジニアはShopify Function APIをより深く理解し、その実装を容易に行うことができます。以下に、具体的な利用シーンとその効果を示します。
エンドツーエンドの例を用いた実装
新たなドキュメンテーションでは、各Function APIに対してエンドツーエンドの例が提供されています。これにより、エンジニアは具体的なコード例を参照しながらAPIを利用することができます。
// 例:商品情報取得のFunction API利用
const { createClient } = require('shopify-api-node');
const client = createClient({
api_key: 'your-api-key',
password: 'your-app-password',
shopName: 'your-shop-name',
});
client.product.list()
.then(products => console.log(products))
.catch(err => console.error(err));
パフォーマンス指標による最適化
各Function APIのパフォーマンス指標を参照することで、エンジニアはAPIの利用コストを把握し、最適なAPIの利用方法を選択することができます。
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