返品リクエストの承認・不承認時に顧客へ通知する機能の実装方法
Shopifyストア運営において、顧客からの商品返品リクエストに対する対応は重要な課題の一つです。これまでにShopify APIを用いて返品リクエストを承認・不承認する機能は提供されていましたが、その結果を自動的に顧客へ通知する機能は提供されていませんでした。これにより、開発者は通知機能を自作する必要があり、手間やコストが発生していました。
新機能の概要
2024-10 APIバージョンより、返品リクエストの承認・不承認時に顧客へ自動的に通知する機能が追加されました。この機能は、returnApproveRequestおよびreturnDeclineRequestの各ミューテーションにnotifyCustomer引数を追加することで利用できます。
具体的な実装手順
返品リクエストの承認時に顧客へ通知するためには、returnApproveRequestミューテーションを使用します。このミューテーションのnotifyCustomer引数にtrueを指定することで、通知が送信されます。
mutation {
returnApproveRequest(input: {
id: "gid://shopify/ReturnRequest/12345",
notifyCustomer: true
}) {
returnRequest {
id
}
}
}
一方、返品リクエストの不承認時には、returnDeclineRequestミューテーションを使用します。この場合も、notifyCustomer引数にtrueを指定することで、通知が送信されます。また、通知メールにカスタムメッセージを含めるためには、declineNote引数を使用します。
mutation {
returnDeclineRequest(input: {
id: "gid://shopify/ReturnRequest/12345",
notifyCustomer: true,
declineNote: "Your return request was declined because..."
}) {
returnRequest {
id
}
}
}
パフォーマンス・コスト分析
この新機能により、返品リクエストの承認・不承認の通知を自動化することで、開発者は通知機能の自作から解放され、開発コストを削減できます。また、自動化により手動での通知作業の手間も減り、運用効率も向上します。
注意点・ベストプラクティス
notifyCustomerがtrueの場合、通知はOrder.emailに送信されます。もしOrder.emailがnullである場合、通知は送信されませんので注意が必要です。
次のステップ・発展案
今後は、通知メールのテンプレートをカスタマイズする機能や、SMSなど他の通知チャネルへの対応など、さらなる通知機能の拡張が期待されます。
参考記事: Notify customers when their return requests are approved or declined






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