Partner API新機能
appSubscriptionCancel mutation
アプリ購読キャンセルをAPIから完全制御 — 2026-07以降で利用可能
Shopify Partner APIのバージョン2026-07以降、自社が所有するパブリックアプリのサブスクリプションをAPIから直接キャンセルできる新しいミューテーションappSubscriptionCancelが利用可能になりました。即時キャンセル・請求サイクル末尾での延期キャンセル・日割りクレジット申請・最終従量課金のスキップという4つのオプションを持ち、Partner Dashboardで「View financials」権限を持つクライアントが使用できます。
01ミューテーションの仕組みと4つの機能
USE CASES02業務に活かせる具体ユースケース
- 課題
- 解約申請を受けるたびに手動でPartner Dashboardを操作しており、大量の解約が重なると処理漏れや遅延が発生していた。
- 打ち手
-
appSubscriptionCancelをバックエンドのワークフローに組み込み、解約リクエストを受信したら自動でAPIを呼び出す仕組みを構築する。 - 効果
- オペレーターの手作業を排除し、解約処理のリードタイムを大幅に短縮。ヒューマンエラーも低減できる。
- 技術メモ
- Partner API 2026-07以上が対象。呼び出し元のPartner APIクライアントにView financials権限が必要。
- 課題
- 月額プランのマーチャントが月途中で解約した場合、残存期間分の返金処理をどうするか運用ルールが曖昧だった。
- 打ち手
- ミューテーションの「日割りクレジット申請」オプションを有効にした上で、即時キャンセルを実行。Shopifyが該当する場合に自動的にクレジットを発行する。
- 効果
- 返金ポリシーをAPIレベルで実装できるため、サポート対応コストが下がりマーチャントの信頼向上につながる。
- 技術メモ
- クレジットが発行されるのは「when applicable(該当する場合)」に限定される。必ず発行されるわけではない点に注意。
- 課題
- 従量課金モデルのアプリでは、解約時に最終月の従量チャージがマーチャントに請求されることがあり、解約体験の悪化につながっていた。
- 打ち手
- キャンセル時に「最終従量課金スキップ」オプションを選択し、解約月の最終チャージを省略することで、スムーズな離脱体験を提供する。
- 効果
- 解約時の摩擦を最小化し、将来の再インストールや口コミへのネガティブ影響を抑制できる。
- 技術メモ
- このオプションは従量課金(usage-billed)サブスクリプションにのみ適用される。固定プランでは動作しない可能性に注意。
03技術者目線のポイント
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 対象APIバージョン | Partner API 2026-07 以降。それ以前のバージョンでは本ミューテーションは利用不可。 |
| 必要な権限 | Partner Dashboardで View financials 権限を持つPartner APIクライアントのみ実行可能。権限がない場合は記載なし(エラー内容は公式ドキュメントで確認)。 |
| 対象アプリの条件 | 呼び出し元が所有するパブリックアプリの購読のみ。他社アプリへの適用は不可。 |
| キャンセルタイミング | 「即時」と「現在の請求サイクル末尾での延期」の2種類から選択可能。ユースケースに応じて使い分ける。 |
| 移行・実装の注意点 | 日割りクレジットは「該当する場合」のみ発行。最終従量課金スキップは従量課金サブスクリプション専用。いずれも詳細な条件は公式ドキュメントで確認を推奨。 |
「Partner API 2026-07のappSubscriptionCancelを活用することで、アプリ購読の解約フローを完全自動化し、即時・延期・日割り返金・従量スキップを柔軟に制御できます。」
Source: https://shopify.dev/changelog/new-appsubscriptioncancel-mutation-in-the-partner-api | 公開日: 2026年6月16日






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