POS UI Extensions 2025年4月アップデートについて
ShopifyのPOS UI Extensionsは、2025年4月に多数のアップデートを実施しました。今回のアップデートで、EC事業者がより柔軟にPOS環境をカスタマイズできるようになりました。以下では、このアップデートが現場の技術者にとってどのような変化をもたらすのか、具体的な実装方法とともに詳述します。
開発者プレビュー
今回のアップデートで追加された主な機能は以下の通りです:
-
pos.transaction-complete.event.observeターゲット -
pos.cart-update.event.observeターゲット -
pos.cash-tracking-session-start.event.observeとpos.cash-tracking-session-complete.event.observeターゲット -
pos.receipt-footer.block.renderターゲット -
POSReceiptBlockコンポーネント -
QRCodeコンポーネント
各機能の詳細と実装手順
ここでは、それぞれの新機能がどのような目的で利用され、どのように実装を行うかについて詳しく見ていきましょう。
pos.transaction-complete.event.observeターゲット
このターゲットは、POSのトランザクションが完了した際に発生するイベントを監視するためのものです。商品の購入後に特定の処理を行いたい場合に有用です。
具体的な実装方法は以下の通りです。
// POS UI extension の初期化
import {extend} from '@shopify/checkout-ui-extensions';
extend('Checkout::PostPurchase::Render', (root, api) => {
// トランザクション完了イベントの監視
api.observe.posTransactionCompleteEvent((payload) => {
// ここにトランザクション完了後の処理を書く
});
});
pos.cart-update.event.observeターゲット
このターゲットは、カートの内容が更新された際に発生するイベントを監視するためのものです。
具体的な実装方法は以下の通りです。
// POS UI extension の初期化
import {extend} from '@shopify/checkout-ui-extensions';
extend('Checkout::PostPurchase::Render', (root, api) => {
// カート更新イベントの監視
api.observe.posCartUpdateEvent((payload) => {
// ここにカート更新後の処理を書く
});
});
これらの変更は、POS UI extensions version 2025-04およびPOSアプリバージョン9.31.0で利用可能となります。詳細はversion logをご参照ください。
以上のように、今回のアップデートにより、Shopify POS UI Extensionsは大幅に進化を遂げました。これらの新機能を活用し、より多機能で使い勝手の良いPOS環境を実現しましょう。






Share:
在庫スコープで問い合わせ可能なロケーションID
チェックアウトとアカウント設定の更新を追跡する新しいWebhookの導入