GraphQLとREST Admin APIでの異議申立てと異議申立て証拠の読み書き

Shopifyストアの運営において、Shopify Paymentsの取引に関する異議申立てとその証拠を効率的に管理する手段は重要な課題となっています。これまで、これらの情報をAPI経由で取得したり更新したりすることはできませんでしたが、新たなAPIのリリースにより、その問題が解決されます。

技術的ソリューションの提案

RESTとGraphQLのAdmin APIを使用して、Shopify Paymentsの異議申立てと異議申立て証拠を読み書きすることができるようになりました。以下に、新たに利用可能となったオブジェクト、ミューテーション、エンドポイントを示します。

GraphQL Admin API

REST Admin API

  • POST /admin/api/2022-07/shopify_payments/disputes/{{dispute_id}}/dispute_file_uploads.json
  • DELETE /admin/api/{version}/shopify_payments/disputes/{{dispute_id}}/dispute_file_uploads/{{dispute_file_upload_id}}
  • PUT /admin/api/{version}/shopify_payments/disputes/{{dispute_id}}/dispute_evidences.json

実装手順とコード例

これらのAPIを使用して異議申立て情報を取得するためには、以下のような手順を踏みます。

1. GraphQL Admin APIの場合、例えば異議申立て証拠を更新するにはShopifyPaymentsDisputeEvidenceUpdateミューテーションを使用します。このミューテーションにはShopifyPaymentsDisputeFileUploadUpdateInput入力オブジェクトを引数として渡します。

2. REST Admin APIの場合、異議申立て証拠のアップロードにはPOST /admin/api/2022-07/shopify_payments/disputes/{{dispute_id}}/dispute_file_uploads.jsonエンドポイントを使用します。

具体的なコード例については、Shopifyの公式ドキュメンテーションを参照してください。

パフォーマンス・コスト分析

新たなAPIの利用により、異議申立てとその証拠の管理が自動化され、従来の手作業による管理から解放されることで大幅なコスト削減と時間の節約が見込まれます。また、API経由での操作はエラーレートを低減し、精度を向上させることが可能です。

実装時の注意点・ベストプラクティス

APIを使用して異議申立てやその証拠を管理する際は、適切なエラーハンドリングを行うことが重要です。また、APIレート制限を考慮した設計を行い、大量のリクエストによるAPIの利用制限を避けることも必要です。

次のステップ・発展案

今後、このAPIを活用して、異議申立てとその証拠の管理を更に強化するためのカスタムアプリケーションやダッシュボードの開発を検討してみてください。

参考記事: Read and write disputes and dispute evidence in the GraphQL and REST Admin API