ストアクレジットへの返金機能の導入と活用
Shopifyの新機能として、返金処理において特定の金額を新たなストアクレジットとして発行できるようになりました。これは、元の支払い方法への返金と併せて行うことができます。既にストアクレジットとして返金を受け取った後で元の支払い方法への返金を希望する顧客に対しても、オーバーリファンドを可能にするパラメータを指定することで対応可能です。ただし、このパラメータはデフォルトでは無効になっています。
この機能を活用するためには、以下の前提条件が必要となります:
- 新規顧客アカウントがストアで有効になっていること。
- 注文が顧客に関連付けられていること。
返金APIの活用
この機能は標準の返金APIと連携しています:
-
Order.suggestedRefundフィールドを使用して、取引と返金方法の提案セットを作成します。refundMethodAllocationパラメータを使用してこのセットを定義できます。 - 従来通り、取引やその他の返金コンポーネント(例:
refundLineItems)をrefundCreateミューテーションに渡します。さらに、refundMethodsパラメータを使用して新規ストアクレジットへの返金を渡すことも可能です。
新規返品処理APIの活用
また、新規返品処理APIを使用してもストアクレジットへの返金が可能です:
-
Return.suggestedFinancialOutcomeフィールドを使用して返金額の提案を照会します。STORE_CREDITをrefundMethodAllocationパラメータとして指定し、ストアクレジット返金額の提案を取得します。 -
financialTransfer.issueRefund.refundMethodsパラメータをreturnProcessミューテーションで使用して、storeCreditRefund金額を指定し返金を完了します。
パフォーマンス・コスト分析
この機能の導入により、顧客の返金要求をより柔軟に対応することが可能となります。特に、顧客が再度ショッピングを行う可能性が高まるストアクレジットへの返金は、再購入を促す効果が期待できます。ただし、オーバーリファンドを可能にするパラメータを使用する際は、その管理とコストに注意が必要です。
実装時の注意点
本機能を実装する際、以下の点に注意してください:
- 新規顧客アカウントがストアで有効になっていることを確認してください。
- 注文が顧客に関連付けられていることを確認してください。
- オーバーリファンドを可能にするパラメータはデフォルトでは無効になっています。使用する際は、適切に管理し、必要な範囲でのみ活用するようにしてください。
次のステップ
今後は、この新機能を活用して、顧客のニーズにより柔軟に対応することが可能となります。さらなる顧客満足度の向上と再購入率の向上を目指しましょう。
参考記事: Refund to Store Credit






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