Shopifyアプリ料金プランに
店舗要件ターゲティングが追加
機能を持たない店舗が誤って有料プランに登録するのを、プラットフォームレベルで防止
対象:Shopifyアプリを公開しているパートナー開発者。2026年10月28日より、Partner Dashboardの公開プラン編集画面に「Store requirements(店舗要件)」セクションが追加されました。要件を設定すると、その機能を持たない店舗はプランへの登録ができなくなります。設定は任意のため、既存プランへの影響はありません。
1変更内容:Before / After 図解
2設定できる2つの店舗要件
チェックアウトの全ステップでアプリのカスタマイズが使用できる店舗のみに限定。Checkout UI extensionsを活用するプランに最適。
B2B顧客に直接カタログを割り当てられる店舗のみに限定。B2B向け機能を中心としたプランに最適。
※ 2つの要件はどちらか一方、または両方を同時に選択可能です。
3業務に活かせる具体ユースケース
- 課題
- Checkout UI extensionsを使ったアップセルアプリで、Checkout extensionsを有効化していない店舗から「機能が動かない」というクレームが多発している。
- 打ち手
- 該当プランに「Checkout UI extensions(全ページ)」の店舗要件を設定。Partner Dashboardのプランエディタから数クリックで完了。
- 効果
- 機能が使えない店舗への誤課金が解消され、サポートコストと返金リクエストを削減できる。
- 技術メモ
- 要件チェックはプラン選択ページ表示時と、マーチャントが課金を承認するタイミングの2段階で実施。Billing APIには対応していないため注意。
- 課題
- B2B向け発注管理アプリで「Enterprise」プランを用意しているが、B2B機能(Direct company catalogs)を有効化していない一般店舗が間違えて申し込むケースがある。
- 打ち手
- Enterpriseプランに「Direct company catalogs(B2B)」要件を設定し、B2B対応店舗のみが選択できるよう制限する。
- 効果
- プランの明確なセグメント化が実現し、サポート工数の削減とNPSの向上が見込める。
- 技術メモ
- 要件を後から追加しても既存サブスクリプションはそのまま維持される。ただし既存契約がキャンセルされた場合、再登録時に要件チェックが走る点に注意。
- 課題
- 複数プランを提供するアプリで、上位プランへのアップグレードを促したいが、機能的に対応できない店舗にまで訴求してしまい、登録後のチャーンが高い。
- 打ち手
- 上位プランに適切な店舗要件を設定し、要件を満たさない店舗のプラン選択ボタンをグレーアウト。画面に「不足している機能」が明示される。
- 効果
- 要件を満たす店舗にのみアップグレードの動線が発生し、コンバージョン率と継続率が改善する。
- 技術メモ
- 未ログインのApp Storeビジターは引き続き全プランが表示される(要件チェックは登録フロー内のみ)。
4技術者が押さえておくべきポイント
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 対象プラン | 公開プランのみ。プライベートプランは非対応 |
| Billing API | APIで作成したチャージへの店舗要件設定は非対応(Partner Dashboard経由のみ) |
| 既存サブスクリプション | 要件追加・変更をしても既存契約は変更なし。キャンセル後の再登録時に要件が適用される |
| チェックタイミング | ①プラン選択ページ表示時、②マーチャントが課金承認時の2段階 |
| 未ログインビジター | App Storeで未ログインのユーザーには全公開プランが表示される(要件チェックは走らない) |
| 設定の任意性 | オプション機能のため、既存開発者に移行作業は不要 |
5設定手順(要点のみ)
Partner Dashboardで公開プランのエディタを開く
「Store requirements」から必要な機能を選択して保存
要件を満たさないテスト店舗でプラン選択ページを確認
Source: https://shopify.dev/changelog/plan-feature-targeting | 公開日: 2026年10月28日






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