Shopify App Pricing完全解説
従量課金・定期課金・複合モデルに対応
Managed Pricingが刷新。App Events APIで柔軟な課金設計が可能に。
Shopifyのアプリ課金基盤「Managed Pricing」がShopify App Pricingに名称変更・機能刷新。2026年5月12日より、アプリ申請時のデフォルト課金ソリューションとして適用される。新たにApp Events APIを通じた従量課金が可能になり、定期課金との組み合わせモデルにも対応。開発者はPartner Dashboardで課金設計を完結できる。
1変更内容:Before / After 図解
2App Events API:従量課金の仕組み
3業務に活かせる具体ユースケース
- 課題
- 月額固定では「ほとんど使わないのに高い」とマーチャントが解約しやすい
- 打ち手
- App Events APIで実際の利用量(API呼び出し数・処理件数など)をイベントとして送信し、volume料金構造で少量利用者は安価に設定
- 効果
- チャーン率低減と小規模マーチャントの獲得拡大が期待できる
- 技術メモ
- Partner Dashboardでメーターを定義し、アプリ側はApp Events APIにイベントをPOSTするだけでShopifyが集計・請求まで自動処理
- 課題
- 基本機能は月額固定、プレミアム機能は使った分だけ課金したいが、既存の課金APIでは複合モデルが組めない
- 打ち手
- Shopify App Pricingで定期課金と従量課金を組み合わせた複合モデルを構成。Partner Dashboardで両方を設定可能
- 効果
- 月額ベースの収益安定性を確保しながら、高頻度利用ユーザーからの収益もアップサイドで取得できる
- 技術メモ
- 元記事に複合モデルの具体的なAPI実装詳細の記載はないため、公式ドキュメントで最新の仕様を確認すること
- 課題
- アンインストール後にサブスクリプション状態が不明になり、再インストール時の課金ステータス管理が煩雑
- 打ち手
- Active Subscription APIを利用。アンインストール後もactive・pending・cancelled・frozenのステータスがリアルタイムで取得可能
- 効果
- ストア側の課金状態を常に正確に把握でき、誤請求やサポート対応コストを削減
- 技術メモ
- Historical APIと組み合わせることで過去の請求履歴も参照可能(公式ドキュメントのリンク先参照)
4開発者が押さえるべき技術ポイント
名称変更
Managed Pricing → Shopify App Pricing
既存のManaged Pricingアプリは自動的に「Shopify App Pricing」表示に移行。アプリの動作への影響は元記事に記載なし。
App Events API
従量課金の要となる新API
アプリからイベントを送信 → Partner Dashboardのメーターで定義 → Shopifyが集計・計算・請求を自動化。ネガティブ報告による自動補正にも対応。
料金構造 3種
fixed / graduated / volume
従量課金に対して3種の料金構造を選択可能。graduated(段階的)・volume(ボリューム)は利用量に応じた柔軟な単価設定が可能。
Active Subscription API
リアルタイムのサブスク状態取得
active / pending / cancelled / frozen の4ステータスに対応。アンインストール後も状態が保持される点が旧来の仕組みとの大きな違い。
Historical API
過去の請求履歴へのアクセス
元記事本文は途中で切れており、詳細は公式ドキュメント(shopify.dev)のリンク先を参照のこと。
設定場所
Partner Dashboard完結
課金モデルの選択・メーター定義・料金構造の設定はすべてPartner Dashboardのアプリ申請フロー内で完結する。
| 項目 | Managed Pricing(旧) | Shopify App Pricing(新) |
|---|---|---|
| 課金タイプ | 定期課金 | 定期 / 従量 / 複合 |
| 従量課金API | 非対応 | App Events API |
| 料金構造 | 記載なし | fixed / graduated / volume |
| ネガティブ報告 | 記載なし | 対応(自動補正) |
| サブスク状態API | 記載なし | Active Subscription API |
| 請求履歴API | 記載なし | Historical API |
| 設定場所 | Partner Dashboard | Partner Dashboard |
Shopify App Pricingへの刷新により、従量課金・定期課金・複合モデルをPartner Dashboardで一元設定できるようになったため、利用量ベースの収益モデルへの移行やチャーン率低減施策をアプリ開発レベルで実現できます。
Source: https://shopify.dev/changelog/shopify-app-pricing-charge-for-usage-recurring-subscriptions-or-both | 公開日:2026年5月12日






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