SHOPIFY FLOW

Flow Trigger Lifecycle Callback が相対URLに対応

開発トンネルURLの変更に自動追従、ローカルテストがシンプルに

Flow Extensiontoml / config/webhook/callbackShopify CLIapp dev → トンネルURLapp deploy → app URLエンドポイント自動解決 ✓

Flow Trigger Lifecycle Callback extensionが、これまでの絶対HTTPS URLに加えて相対URLをサポートしました。shopify app dev実行時は開発トンネルURL、shopify app deploy時はアプリのapplication_urlに対して自動的に解決されます。2026年10月8日より利用可能です。

1Before / After 比較

BEFORE絶対HTTPS URLのみhttps://xxx.ngrok.io/callbackトンネルURL変更のたびにtomlを手動更新ホスト済みサーバーがローカルテストに必要AFTER相対URL も使用可能/webhook/callbackCLIがトンネルURLに自動で解決ローカル環境ですぐにテスト開始

2具体的なユースケース

課題
開発中にngrokなど動的トンネルを使用するとURLが毎回変わり、tomlファイルの絶対URLを都度書き換える手間が発生していた。
打ち手
tomlのコールバックURLを/webhook/trigger-callbackのような相対パスに変更し、shopify app devを実行するだけで最新のトンネルURLに自動追従させる。
効果
URLの手動更新ゼロ。チームメンバーがそれぞれ異なるトンネルURLを持っていても同一設定ファイルで開発できる。
技術メモ
プロトコル相対URL(//example.com/…)は非対応。相対URLを使う場合、デプロイ前にapplication_urlが絶対HTTPSで設定されている必要あり。
課題
デプロイ前にローカルでFlow triggerのライフサイクル動作(登録・削除時のコールバック)を検証しようとすると、事前にホスト済みサーバーを立ち上げる必要があった。
打ち手
相対URLを設定した上でshopify app devを起動するだけで、CLIがトンネルURLへ解決してくれるため、追加インフラなしにローカルサーバーで動作確認できる。
効果
開発→ステージング→本番のパイプライン全体を、tomlの1行を変えるだけで管理でき、デプロイミスのリスクが低減する。
技術メモ
Flow action extensionsでの相対URL対応と同じ仕組みで動作するため、既にFlow actionで相対URLを使用している開発者はそのまま同じパターンを適用できる。
課題
マルチ環境(開発・本番)でapplication_urlが異なるとき、Trigger Lifecycle Callbackの絶対URLも別途管理しなければならず、環境変数との整合性維持が煩雑だった。
打ち手
コールバックURLを相対パスに統一し、application_urlの管理だけに集中する。デプロイ時にCLIが自動で絶対URLへ展開するため、URLの二重管理が不要になる。
効果
設定ミスによる「コールバックURLが古い環境を向いている」という問題を根本的に防げる。CI/CDパイプラインの簡素化にも貢献。
技術メモ
絶対HTTPS URLのサポートは引き続き維持される。アプリの外部にエンドポイントをホストしている場合や、全環境で同一URLを指定したい場合は従来どおり絶対URLを使用する。

3開発者向け技術ポイント

項目 内容
対応URL形式 相対パス(例: /webhook/callback)と絶対HTTPS URLの両方をサポート
非対応形式 プロトコル相対URL(//example.com/…)は非対応
dev時の解決先 shopify app dev実行時 → 開発トンネルURL + 相対パス
deploy時の解決先 shopify app deploy実行時 → application_url + 相対パス
前提条件 相対URLでデプロイする場合、application_urlに絶対HTTPS URLが設定済みであること
既存機能との関係 Flow action extensionsで先行実装済みの相対URL対応と同じ動作仕様
参照ドキュメント Flow trigger lifecycle callback configuration reference(公式ドキュメント参照)
⚠️ 移行時の注意点

現在絶対URLを使用している既存extensionはそのまま動作します。相対URLへの移行は任意であり、外部ホストのエンドポイントを利用している場合は引き続き絶対URLが推奨されます。移行後は必ずapplication_urlの設定を確認してからデプロイしてください。詳細は公式ドキュメントで最新情報をご確認ください。

Flow Trigger Lifecycle Callbackが相対URLに対応したことで、開発中のトンネルURL変更を自動追従・ローカルテストを即座に開始でき、ShopifyアプリのFlow拡張開発体験が大幅に向上します。

Source: https://shopify.dev/changelog/shopify-flow-flow-trigger-lifecycle-callback-extensions-now-support-relative-url-paths | 公開日: 2026年10月8日