Shopifyのmetafieldとmetaobjectの権限設定を簡易化する
Shopifyのアプリ開発における一つの重要なポイントが、metafieldとmetaobjectの権限設定です。これまではこれらの権限設定が複雑で、APIの応答時間に影響を及ぼしていました。しかし、2025年新年からこれらの設定が大きく変わることになりました。
技術的課題と現状分析
現状では、metafieldとmetaobjectの権限設定が複雑で、そのためAPIの応答時間が遅くなっています。また、設定の変更が容易ではないため、アプリケーションの開発や改善に時間がかかるという問題もあります。
技術的ソリューションの提案
この問題を解決するために、Shopifyでは2025年からmetafieldとmetaobjectの権限設定を大幅に簡易化します。具体的には、以下の3つの変更が行われます。
- 2025年1月1日から、2025-01のadmin APIでは、アプリ専用のmetafieldとmetaobjectのすべての変更からプライベートとパブリックの権限が削除されます。
- 2025年2月1日から、すべてのAPIバージョンで、アプリ専用のmetafieldとmetaobjectのプライベート権限が完全に削除されます。また、既存のmetafieldとmetaobjectは自動的にマーチャントが読み取れるように移行されます。すべてのmetafieldとmetaobjectもLiquidでアクセス可能になります。
- 2025年4月1日から、すべてのAPIバージョンで、アプリ専用のmetafieldとmetaobjectのパブリック権限が完全に削除されます。既存のmetafieldとmetaobjectは自動的に、アプリとマーチャントのみがアクセス可能となるように移行されます。
実装手順とコード例
具体的な実装手順は以下の通りです。
2025年1月1日から:
- 2025-01のadmin APIで、アプリ専用のmetafieldとmetaobjectのAPI変更から「PRIVATE」「PUBLIC_READ」「PUBLIC_READ_WRITE」が削除されます。
- 同じく、「LEGACY_LIQUID_ONLY」が削除されます。
- それ以外の既存のクエリとデータはこれらの削除された入力タイプをサポートし続けます。
2025年2月1日から:
- 全バージョンのAPIで、「PRIVATE」が削除されます。
- 既存のアプリ専用のmetafieldとmetaobjectの権限は「PRIVATE」から「MERCHANT_READ」に移行されます。
- 全metafieldとmetaobjectがLiquidでアクセス可能になります。
2025年4月1日から:
- 全バージョンのAPIで、「PUBLIC_READ」「PUBLIC_READ_WRITE」が削除されます。
- 既存のアプリ専用のmetafieldとmetaobjectの権限は、「PUBLIC_READ」は「MERCHANT_READ」へ、「PUBLIC_READ_WRITE」は「MERCHANT_READ_WRITE」へと移行されます。
パフォーマンス・コスト分析
これらの変更により、APIの応答時間は大幅に改善され、アプリケーションのパフォーマンスが向上します。また、権限設定の簡易化により、アプリケーションの開発や改善にかかるコストも削減されます。
実装時の注意点・ベストプラクティス
これらの変更に伴い、アプリケーションの開発者は新たな権限設定に対応する必要があります。具体的には、既存のmetafieldとmetaobjectの権限設定を確認し、新たな権限設定に合わせてコードを修正する必要があります。
次のステップ・発展案
これらの変更により、ShopifyのAPIはより使いやすく、パフォーマンスも向上します。開発者はこれらの変更を活用して、より効率的なアプリケーションを開発することが可能になります。
参考記事: Simplifying how metafield and metaobject permissions work






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