Developer Changelog

Storefront Catalog MCPがUCP対応へ刷新

3つの新ツールと新エンドポイントで、AIエージェントからのカタログ検索・参照が統一仕様に

旧 MCP Toolssearch / lookup/api/mcp (旧)新 UCP Toolssearch_cataloglookup_catalog / get_product/api/ucp/mcp (新)廃止期限2026年6月15日旧ツール停止予定

Storefront Catalog MCPを利用している開発者が対象です。2026年4月22日より、search_cataloglookup_catalogget_productの3ツールとUCP専用エンドポイントが利用可能になりました。旧ツールは2026年6月15日に廃止されるため、早期の移行が必要です。

1変更内容の詳細:Before / After 図解

BEFORE(旧仕様)AFTER(新仕様)エンドポイント/api/mcpエンドポイント/api/ucp/mcp利用ツール・search(旧ツール名)・lookup(旧ツール名)※ get_product 相当なし※ リクエスト/レスポンス  スキーマが旧仕様→ 2026/6/15 廃止予定利用ツール・search_catalog(フィルタ・ページング・バイヤーコンテキスト対応)・lookup_catalog(識別子バッチ検索・入力相関付き)・get_product(詳細取得・バリアント選択・在庫シグナル)※ リクエスト/レスポンス  スキーマがUCP仕様に更新→ 現在利用可能

2業務に活かせる具体ユースケース

課題
AIチャットボットで商品検索を実装していたが、旧searchツールではフィルタ条件が限定的で、購買コンテキスト(バイヤー属性)を反映した検索ができなかった。
打ち手
search_catalogに移行し、フィルタ・ページネーション・バイヤーコンテキストを組み合わせたパーソナライズ検索クエリを実装する。
効果
ログイン済み顧客の購買履歴や属性に応じた商品提案が可能になり、コンバージョン率の向上が期待できる。
技術メモ
エンドポイントをhttps://{storedomain}/api/ucp/mcpへ変更し、リクエストスキーマをUCP仕様に合わせて更新すること。
課題
複数の商品IDやバリアントIDをまとめて参照するバッチ処理を旧lookupツールで実装していたが、入力と出力の対応付け(相関)が取りにくかった。
打ち手
lookup_catalogの「inputs correlation(入力相関)」機能を活用し、バッチリクエストの各入力と返却データの対応を明示的に管理する。
効果
カート内商品の一括情報取得や在庫確認処理の信頼性が向上し、エラー時のデバッグも容易になる。
技術メモ
lookupからlookup_catalogへのリネームに加え、レスポンススキーマも変更されているため、パーサー側の更新が必須。
課題
商品詳細ページをAIエージェントで動的生成する際、バリアント選択ロジックや在庫状況の取得を個別APIで実装しており、処理が複雑だった。
打ち手
get_productツールを使い、1回のツールコールで商品詳細・インタラクティブなバリアント選択肢・在庫シグナルをまとめて取得する。
効果
APIコール数を削減しつつ、最新の在庫状況を反映した商品ページ生成が実現できる。
技術メモ
「availability signals(在庫シグナル)」の具体的なフィールド定義については公式ドキュメントのスキーマを参照のこと。

3技術者が押さえるべき移行ポイント

項目 旧仕様 新仕様(UCP) 対応要否
エンドポイント /api/mcp /api/ucp/mcp 要変更
検索ツール名 search search_catalog 要変更
参照ツール名 lookup lookup_catalog 要変更
商品詳細ツール (相当なし) get_product 新規追加
リクエストスキーマ 旧仕様 UCP仕様に更新 要更新
レスポンススキーマ 旧仕様 UCP仕様に更新 要更新
旧ツール廃止期限 2026年6月15日まで維持 期限注意
公式ドキュメント 最新版(UCP仕様)のみ記載 確認推奨

📌 移行チェックリスト(開発者向け)

  1. ツール呼び出し名を search_catalog / lookup_catalog / get_product のいずれかに更新する
  2. エンドポイントURLを https://{storedomain}/api/ucp/mcp に変更する
  3. 公式ドキュメントの最新スキーマを確認し、リクエスト・レスポンスのパーサーを更新する
  4. 2026年6月15日以前に本番環境での切り替えを完了させる
  5. 旧ツールに依存するテストコードがあれば併せて更新する

※ 料金・対象プラン・APIバージョン番号については元記事に記載なし。最終確認はShopify公式ドキュメントを参照してください。

Storefront Catalog MCPのUCP移行は2026年6月15日が実質的な対応期限であり、ツール名・エンドポイント・スキーマの3点をすべて更新することで、AIエージェントによる商品検索・参照機能を最新のUCP統一仕様に準拠させることができます。

Source: https://shopify.dev/changelog/storefront-catalog-mcp-now-implements-ucp | 公開日: 2026年4月22日