Shopifyの定期購入APIがApple Payに対応

Shopifyの定期購入APIがApple Payをサポートするようになりました。これは、EC事業者がリカーリングトランザクション(定期購入)において、Apple Payを利用した決済方法を顧客に提供できるようになるという大きな進歩です。

技術的課題の定義と現状分析

これまでShopifyの定期購入APIはApple Payをサポートしていませんでした。これにより、Apple Payを利用して定期購入を行いたいというユーザーのニーズに応えることができませんでした。また、非対応のためにユーザーが離脱するという問題もありました。

具体的な技術的ソリューションの提案

2021年10月リリースでは、CustomerCreditCardオブジェクトにsourceとvirtualLastDigitsが追加され、これによりApple Payのサポートが可能となりました。これにより、Apple Payを利用した定期購入が可能となり、ユーザーニーズに応えることができます。

実装手順とコード例

まず、CustomerCreditCardオブジェクトを使用して、顧客のクレジットカード情報を取得します。ここで追加されたsourceとvirtualLastDigitsを利用してApple Payの情報を取得します。

// GraphQL
{
  customer(id: "gid://shopify/Customer/1234567890") {
    defaultCreditCard {
      source
      virtualLastDigits
    }
  }
}

上記のコードは、指定した顧客IDのデフォルトのクレジットカード情報を取得し、その中からApple Payの情報を取得します。

パフォーマンス・コスト分析

この変更により、Apple Payを利用したいというユーザーニーズに応えることができ、ユーザーの離脱を防ぐことが可能となります。また、Apple Payは高速なトランザクション処理を可能にするため、ユーザーエクスペリエンスも向上します。

実装時の注意点・ベストプラクティス

この機能は、Shopify Paymentsを使用している米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドのVisaとMastercardに限り利用可能です。そのため、地域やカードブランドによる制限を事前に確認する必要があります。

次のステップ・発展案

今後、Shopifyの定期購入APIがさらに多くの決済方法に対応することで、より多くのユーザーニーズに応えることができるようになるでしょう。また、APIの改善により、より高度な定期購入機能の提供も期待できます。

参考記事: Subscriptions APIs now support Apple Pay