App Storeレビュー規約1.3
インセンティブ禁止が厳格化
不正レビュー対策が強化。違反アプリはデモート・削除・アカウント停止のリスクを負う
Shopify App Storeのレビューポリシー1.3が2026年7月6日付けで更新されました。既存のPartner Program Agreement(C.2.1条)を補完する形で、インセンティブ付きレビュー収集への制裁内容が具体化され、さらにレビューの「信頼基準」に基づく自動非公開ロジックが導入されます。アプリ開発者・パートナーは速やかに現状の収集フローを見直す必要があります。
WHAT CHANGED01今回の変更ポイント:2つの柱
※ 信頼基準の具体的な評価指標は元記事に記載なし。詳細は公式ドキュメントを参照してください。
USE CASES02業務に活かせる具体的なユースケース
- 課題
- オンボーディング完了時に割引クーポンをセットでレビュー依頼しており、これが規約違反に該当するか不明だった
- 打ち手
- クーポン提供とレビュー依頼フローを完全に分離。レビュー依頼は中立的な言葉のみを用いたUIコンポーネントに置き換える
- 効果
- 制裁リスク(レビュー削除・アプリデモート)を回避しつつ、正当な口コミ資産を守れる
- 技術メモ
- Reviews APIを優先使用することが推奨されている。独自実装のフォームをAPI経由に移行することで、Shopifyの審査基準に沿った収集フローを確保できる
- 課題
- 過去に収集した大量のレビューが信頼基準ロジックの導入により一斉に非公開化され、評価スコアが急落するリスクがある
- 打ち手
- 現在公開中のレビュー数・平均スコアをモニタリングし、非公開化が発生した場合の影響範囲を事前に把握しておく
- 効果
- 万一スコアが変動した場合でも、原因を即座に特定し、クライアントへの説明資料を迅速に準備できる
- 技術メモ
- 非公開となったレビューは基準を満たした時点で自動的に再公開される可能性があると明記されている(タイムラインは記載なし)
- 課題
- 代理店として複数クライアントのアプリを管理しており、各アプリのレビュー収集フローが担当者ごとに異なる
- 打ち手
- ポリシー1.3準拠のレビュー収集ガイドラインを社内標準化し、すべてのアプリに展開する。文言テンプレートは「中立的な言語」のみで構成する
- 効果
- パートナーアカウント停止という最大リスクを組織全体で排除でき、複数アプリを横断した信頼性管理が可能になる
- 技術メモ
- 違反はアプリ単位ではなくパートナーアカウント単位で制裁が下る可能性がある点に注意
03技術者・パートナー目線の重要ポイント
HIGH RISK
インセンティブの定義は広いアプリ内の機能アンロック、割引、ギフト等、金銭的・非金銭的を問わずすべてのインセンティブが対象。「任意で渡した」は免責にならない。
API
Reviews APIの優先使用が推奨独自実装のレビュー収集フォームをReviews API経由に移行することがShopify推奨。実装コストとコンプライアンスのトレードオフを検討すること。
WATCH
信頼ロジックの基準は非公開どのような要素が「信頼基準」を構成するかは元記事・公式ドキュメントに具体的な記載なし。ブラックボックスとして運用リスクを把握しておく必要がある。
SAFE
非公開レビューは永久削除ではない信頼基準を満たさないレビューはいったん非公開になるが、基準を満たした時点で自動的に再公開される可能性があると明記されている。
PENALTY
制裁は段階的に最大アカウント停止レビューの一部削除→アプリのデモート→アプリの削除→パートナーアカウント停止、という段階的制裁が公式に明示された。
BASIS
既存規約の補完・明確化今回の更新は新しいルールの制定ではなく、既存のPartner Program Agreement C.2.1条の執行方針を具体化したもの。過去の違反も遡及対象となり得る。
「インセンティブ付きレビュー収集の即時廃止」と「Reviews APIへの移行」を今すぐ実施することで、段階的制裁(最大アカウント停止)とレビュー資産の喪失リスクを同時に回避できます。
Source: https://shopify.dev/changelog/updated-app-store-requirements-13-always-use-honest-and-transparent-review-practices | 公開日: 2026年7月6日






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