チェックアウト完了時にカートのメタフィールドを自動的に注文へコピーする

Shopifyの開発者の皆さん、既存のカートメタフィールドと注文メタフィールドのデータ移行についての課題は解決されましたか?APIバージョン2026-04から、注文が作成される際に、カートメタフィールドから注文メタフィールドへの値のコピーが可能になったことをご存知でしょうか。

技術的課題の定義と現状分析

従来、カートのメタフィールドと注文のメタフィールド間でデータを移行する際には、個別にデータをコピー・ペーストする必要がありました。これは、時間の浪費だけでなく、データの不一致やエラーを引き起こす可能性がありました。

具体的な技術的ソリューションの提案

新機能により、注文が作成される際に、カートメタフィールドから注文メタフィールドへの値のコピーが可能になりました。これにより、データの一貫性を維持しつつ、データ移行の手間を大幅に削減することが可能になります。

実装手順とコード例

この機能を有効にするためには、以下の2つの条件が必要です:

  • 注文メタフィールド定義が、カートメタフィールドと同じ名前空間とキーで存在すること。
  • その注文メタフィールド定義にcartToOrderCopyable機能が有効になっていること。

詳細な手順とコード例については、開発者ドキュメンテーションをご参照ください。

パフォーマンス・コスト分析

この新しい機能により、手動でのデータ移行作業が不要となるため、時間と労力を大幅に節約することが可能です。また、データの一貫性も保たれるため、エラーや不具合の発生率も低減します。

実装時の注意点・ベストプラクティス

カートメタフィールドは、Storefront API、Checkout UI拡張、Functions、GraphQL Admin APIなど、バイヤージャーニーと連携するすべてのAPIで利用可能です。カート属性やチェックアウトメタフィールドの代わりに、カートメタフィールドをカスタムデータストレージとして使用することをお勧めします。カートメタフィールドは、編集および表示の権限や、アプリ専用の名前空間など、強化されたセキュリティ機能を提供します。

次のステップ・発展案

今後、さらに効率的なデータ管理を実現するために、他のメタフィールドとの連携や、より高度なセキュリティ機能の導入などを検討していきます。その際の詳細は、メタフィールド機能のドキュメンテーションで確認できます。

参考記事: Automatically copy cart metafields to orders at checkout completion