Shopifyテーマに
カラーパレット設定が登場
1つのグリッドでテーマ全体の色を管理。Horizon 4.0.0が実装リファレンス
2026年6月17日より、Shopifyテーマの設定ファイルに新しい color_palette 設定タイプが追加されました。マーチャントは単一のカラーグリッドからテーマ全体の色を一括管理でき、セクション・ブロック単位での個別上書きも引き続き可能です。既存テーマへの強制変更は不要で、Shopifyは将来の開発リソースをこの新方式に集中させる方針です。
01color_paletteとは何か
これまでのテーマカラー管理は color_scheme(カラースキーム)を中心に構築されていましたが、新たに追加された color_palette 設定タイプはよりシンプルなアプローチを提供します。マーチャントはカスタマイザー上の単一グリッドで色を直接編集でき、変更はテーマ全体に即座に反映されます。
既存の color および color_background 設定は、パレットのエントリーをデフォルト値として参照できるようになります。また、セクションやブロックレベルで個別に色を上書きするローカルコントロールも維持されます。
02新旧アーキテクチャのBefore/After
USE CASES03業務に活かせる具体ユースケース
- 課題
- 季節ごとのキャンペーンでテーマカラーを変更する際、color_schemeが複数あり変更箇所が分散して更新作業に時間がかかる
- 打ち手
- color_paletteで色を一元管理し、パレットのカラーを変更するだけでテーマ全体に反映させる
- 効果
- マーチャントが自分でカラー変更を完結できるようになり、開発者への依頼コストが削減される
- 技術メモ
- 既存の color・color_background 設定はパレットエントリーをデフォルト参照として設定可能。上書きが必要な箇所のみセクション/ブロックレベルで対応
- 課題
- 新規テーマ開発時に、ブランドカラーの一貫性を保ちながらマーチャントが自由にカスタマイズできる仕組みを作るのが難しい
- 打ち手
- 新テーマのベースをcolor_paletteで構築し、ブランドカラーをパレットに登録。個別調整が必要なセクション・ブロックのみローカル上書きを許可する設計にする
- 効果
- ブランド一貫性とカスタマイズ自由度を両立。Shopifyが将来の開発リソースをパレットに集中させる方針のため、長期的な機能追加の恩恵も受けやすい
- 技術メモ
- Horizon 4.0.0がパレット実装のリファレンス。実装詳細はcolor_palette開発者ドキュメントで確認できる
- 課題
- Theme Storeへの新規テーマ申請にあたり、どの設定方式を採用すべきか判断が難しい
- 打ち手
- color_paletteはTheme Store申請の必須要件ではないが、Shopifyが将来の開発をパレットに集中させる旨を明示しているため、新規テーマには積極採用を検討する
- 効果
- 将来の機能追加やエコシステムとの親和性を高め、テーマの競争力を長期的に維持できる
- 技術メモ
- color_schemeは引き続き動作するため、既存テーマはそのままで問題なし。移行は任意
04技術者が押さえるべきポイント
color_palette
settings_schema.json に新たに追加できる設定タイプ。マーチャント向けのカラーグリッドUIをカスタマイザーに提供する。
color / color_background の参照
既存の color・color_background 設定はパレットエントリーをデフォルト値として参照可能。既存の設定キーを大きく変更せずに段階移行できる。
セクション・ブロックレベルの制御
マーチャントはパレットのグローバル設定を基準にしつつ、特定のセクションやブロックで個別に色を上書きできる。ローカルコントロールは維持される。
color_scheme は継続動作
既存の color_scheme はそのまま機能する。既存テーマの変更は不要で、新方式への移行は任意。Theme Store申請でも color_palette は必須ではない。
Horizon 4.0.0
Shopify公式テーマ Horizon のバージョン4.0.0が新パレットシステムを全面採用。実装方法を学ぶ際の第一の参照先として活用できる。
開発リソースの集中
Shopifyは将来の開発をcolor_paletteに集中させると明言。新規テーマ構築時にはパレット方式を推奨しており、長期的にはパレットが主流となる見込み。
05提案で使える一行サマリ
新しい color_palette 設定を採用することで、マーチャントがテーマ全体のブランドカラーをグリッド1つで直感的に管理できるようになり、運用コストの削減と将来のShopify機能拡張への対応力を同時に実現します。
Source: https://shopify.dev/changelog/color-palettes | 公開日: 2026年6月17日|本記事はcompass編集部による独立系解説です。最終仕様は必ずShopify公式ドキュメントでご確認ください。






Share:
SidekickアプリExtension 今日から全員解放
返品・定期購入アプリのBfS認定要件が2026年12月に変更