Markets API が
サブリージョン対応
州・省単位の市場設定が Admin GraphQL 2026-07 で正式利用可能に
Admin GraphQL API 2026-07 より、国の下位区分(米国の州・カナダの省など)を単位としたマーケット設定が正式にサポートされました。マーチャントが市場ドリブン配送へアップグレードするにつれ、アプリ側でも MarketRegionSubdivision 型と新しいフィールドパスへの対応が必要になります。非推奨フィールドの利用継続はサブリージョン情報の欠落につながるため、早期の移行を推奨します。
01何が変わったのか
USE CASES02業務で活かせる3つのユースケース
- 課題
- 米国向けストアで、カリフォルニア州だけ配送ルールを変えたいが、国単位のマーケットしか設定できず対応できていない。
- 打ち手
-
MarketRegionSubdivisionを使って州単位のマーケットを作成し、market.conditions.regionsCondition.regionsでCA州のサブリージョンを紐づける。 - 効果
- 州レベルの規制・送料・配送方法の違いをマーケット単位で管理でき、ルール維持のコストを削減できる。
- 技術メモ
- サポートスコープは現時点で配送のみ。割引・カタログ等への応用は今後のアップデートを待つ必要がある。
- 課題
- カナダ向けアプリで
market.regionsを使ってマーケット所属を判定しているが、サブリージョン設定されたマーケットが存在するとデータが欠落する恐れがある。 - 打ち手
- 所属判定のソースを
market.regionsからmarket.conditions.regionsCondition.regionsに切り替える。これがサブリージョン含む正式ソースとなる。 - 効果
- 州・省単位で設定されたマーケットも漏れなく取得でき、マーチャントのアップグレード後もアプリが正常動作する。
- 技術メモ
- Admin GraphQL API 2026-07 以降のバージョンで動作する。古いバージョンではこのフィールドは利用不可。
- 課題
- マーチャントが市場ドリブン配送へのアップグレードを予定しており、既存のマーケット管理アプリが新しい構成に対応できるか事前確認したい。
- 打ち手
- アプリを Admin GraphQL 2026-07 で動作させ、
MarketRegionSubdivision型の扱いとmarket.conditions以下のフィールドアクセスを実装・テストしておく。 - 効果
- マーチャントのアップグレードに追随してアプリが止まらず、スムーズなサービス継続が可能になる。
- 技術メモ
- 未サポートのAPIパス(Discounts・Catalogs等)に書き込みを試みるとバリデーションエラーが返る。読み取り専用で確認する分には問題ない。
03技術者が押さえるべき5つのポイント
| # | ポイント | 詳細 |
|---|---|---|
| 1 | 対象APIバージョン | Admin GraphQL API 2026-07 以降。それ以前のバージョンでは MarketRegionSubdivision は利用不可。 |
| 2 | 正式な型名 |
MarketRegionSubdivision が国の下位区分(州・省)を表す安定型(stable type)として正式定義された。 |
| 3 | 所属確認の正解フィールド | サブリージョン所属は market.conditions.regionsCondition.regions で取得すること。market.regions はサブリージョンを省略する可能性があり非推奨。 |
| 4 | 現時点の対応スコープ | サブリージョンマーケットが対応するのは 配送(Shipping)のみ。割引・カタログ・テーマコンテキスト化・マーケットメタフィールドは未サポート。 |
| 5 | 未サポートパスの挙動 | サポートされていないAPIパスに操作を試みた場合、黙って失敗するのではなくバリデーションエラーを返す設計になっている。エラーハンドリングの実装を確認しておくこと。 |
⚠️ market.regions は非推奨。サブリージョン情報が欠落するリスクあり
✓ 配送設定のみ現時点でサポート。他機能は今後のリリースを待つ
ℹ️ 詳細は公式の market-driven shipping feature preview / shipping upgrade guide を確認
「Admin GraphQL 2026-07 への移行と market.conditions.regionsCondition.regions への切り替えにより、州・省単位の市場ドリブン配送設定に今すぐ対応できます。」
Source: https://shopify.dev/changelog/markets-apis-now-support-marketregionsubdivision | 公開日: 2026年7月3日






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