POSアクティビティログで
店舗の不正・差異を追跡
レジの高リスク操作を自動記録。スタッフ・時刻・端末・拠点を紐づけて管理
Shopify POSにアクティビティログ機能が新たに追加されました。2026年6月29日より利用可能となり、レジでの現金操作・手動割引・返品など高リスクな操作を、担当スタッフ名・実施時刻・使用端末・店舗拠点とともに自動記録します。差異調査・ロス防止・コンプライアンス対応をシステムで支援する、店舗運営の透明性を高める機能です。
OVERVIEW01記録される操作の全容
アクティビティログが自動でキャプチャする操作は以下の6カテゴリです。操作ごとにスタッフ名・時刻・端末・拠点が紐づきます。
HOW IT WORKS02ログの仕組みと名前解決の設計
スタッフ名・顧客名は参照時点で解決される設計になっています。これにより、スタッフの氏名変更や顧客レコードの削除が行われた後でも、ログは常に最新の値を表示し、古くなった個人情報(Stale PII)をシステム内に残しません。
USE CASES03業務に活かせる具体ユースケース
- 課題
- 日次締め時にレジの現金が合わず、どのシフトのどのスタッフが操作したか追えない
- 打ち手
- アクティビティログのフィルターを「現金ドロワー操作」×「拠点」×「日付」で絞り込み、不一致が発生した時間帯の操作一覧を確認する
- 効果
- 操作ログに担当スタッフ名・時刻が自動紐づくため、差異の原因特定にかかる時間を大幅短縮。ヒアリング前に事実ベースで状況を把握できる
- 技術メモ
- ログはShopify AdminのPOSチャネル設定ページから参照。スタッフ・拠点・イベント種別のフィルターが利用可能(記事公開時点の仕様)
- 課題
- 一部スタッフが必要以上に高額な手動割引を常連客に適用している疑いがあるが、証拠が残っていない
- 打ち手
- アクティビティログの「手動割引」イベントをスタッフ名でフィルタリングし、割引の頻度・金額・承認者を時系列で確認する
- 効果
- マネージャー承認を伴わない割引操作も記録されるため、不適切な割引パターンの早期発見とポリシー遵守の徹底が可能になる
- 技術メモ
- マネージャーオーバーライドは、承認した操作内容とセットで記録される。承認者名も参照時点で解決される
- 課題
- 個人情報保護の観点から、顧客データへのアクセス履歴を記録・監査できる仕組みが求められている
- 打ち手
- 「顧客情報アクセス」イベントのログを定期的にエクスポートまたは画面で確認し、アクセス履歴の監査証跡として活用する
- 効果
- 顧客レコードが削除されてもログにIDベースで記録が残り、参照時には現在の名前(または削除済みの表記)を返す設計のため、Stale PIIを蓄積せずコンプライアンス対応の証跡として機能する
- 技術メモ
- 名前の削除・変更はリアルタイムでログ表示に反映される。元記事にはAPIやエクスポート機能の言及はなし
04技術者が押さえるべきポイント
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| アクセス場所 | Shopify Admin の POSチャネル内に新設された設定ページ。既存ページのリニューアルではなく新規追加 |
| フィルター機能 | スタッフ / 拠点 / イベント種別の3軸でフィルタリング可能 |
| 名前解決の仕組み | ログ保存時はIDのみ記録し、参照時に現在の名前へ解決(Read-time resolution)。Stale PIIが蓄積されない設計 |
| 自動反映される変更 | スタッフ名の変更・顧客レコードの削除はログ表示に自動反映される |
| API・Liquid連携 | 元記事に記載なし。APIやWebhook連携の可否は公式ドキュメントで要確認 |
| 対象プラン・料金 | 元記事に記載なし。公式ヘルプセンターで確認推奨 |
※ 上記はchangelog公開時点の情報です。仕様変更の可能性があるため、最終確認は Shopify ヘルプセンター をご参照ください。






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