予測検索がクエリ提案を返すようになりました

2023年1月23日より、ShopifyのPredictive Search APIにクエリ提案の新たなリソースタイプが追加されました。また、それ以外にもPredictive Search APIにはいくつかの改善点が見られます。

技術的課題の定義と現状分析

これまでの予測検索機能では、ユーザーが検索ボックスにキーワードを入力すると、商品やコレクション、ページなどのリソースを検索結果として返す機能がありましたが、クエリ提案の機能が欠けていました。これにより、ユーザーが探している商品や情報をより効率的に見つけるためのヒントを提供する機能が不足していました。

具体的な技術的ソリューションの提案

新たに追加されたクエリ提案のリソースタイプは、ユーザーが検索ボックスにキーワードを入力すると、関連性の高い検索キーワードの提案を返す機能を持っています。さらに、Resources[type]は、クエリ、商品、コレクション、ページをデフォルトとして設定し、オプション化しました。また、複数のリソースタイプをリクエストする際のパフォーマンスが向上し、新たなパラメーターlimit_scopeが追加されました。これにより、限定パラメータが返す結果の総数に適用するか、それとも各リソースタイプが返す総数に適用するかを決定することができます。

実装手順とコード例

新たに追加されたクエリ提案の機能を実装するためには、まずPredictive Search APIを呼び出す際のリクエストパラメータに"query_suggestions"を追加します。具体的なコード例は以下の通りです。


// JavaScript
fetch('/search/suggest.json', {
  method: 'get',
  headers: {
    'Content-Type': 'application/json'
  },
  body: JSON.stringify({
    "resources": {
      "types": ["query_suggestions"],
      "options": {
        "unavailable_products": "last",
        "fields": ["title", "vendor", "product_type", "variants.title"]
      }
    }
  })
})
.then(response => response.json())
.then(data => console.log(data));

パフォーマンス・コスト分析

この新機能の導入により、ユーザーの検索経験は大幅に改善されます。ユーザーが探している商品や情報をすばやく見つけるためのヒントが提供されるため、ウェブサイトのユーザビリティが向上し、結果的にはコンバージョン率の向上につながります。

実装時の注意点・ベストプラクティス

新たに追加されたクエリ提案の機能を最大限に活用するためには、ユーザーが検索ボックスに入力するキーワードに対する提案が、ユーザーの期待を満たすものであることが重要です。そのため、適切なリソースタイプとパラメータの設定が求められます。

次のステップ・発展案

今後は、この新機能をさらに拡張し、ユーザーの過去の検索履歴や閲覧履歴に基づいたパーソナライズされたクエリ提案を提供することも考えられます。

参考記事: Predictive search now returns query suggestions