Admin REST APIのトランザクションが「Total Unsettled Set」の金額を返すようになりました

ShopifyのAdmin REST APIのバージョン2023-04から、トランザクションのリクエストに対してtotal_unsettled_setが返されるようになりました。これは、トランザクションで未だキャプチャされていない残金を表します。

1. 技術的課題の定義と現状分析

以前まで、トランザクションからは認証された金額(authorized amount)が返されていました。しかし、受注の最終決定時に税金調整などが行われると、認証された金額と最終的にキャプチャするべき総金額が異なる場合がありました。

2. 具体的な技術的ソリューションの提案

この問題を解決するために、新バージョンではtotal_unsettled_setを参照するように変更されました。これにより、調整後の正確なキャプチャ金額が取得できるようになります。

3. 実装手順とコード例

APIのリクエストにおいて、total_unsettled_setを参照するように変更します。以下にその一例を示します。


// トランザクションのリクエスト例
const transaction = await shopify.transaction.get(id);
console.log(transaction.total_unsettled_set);

4. パフォーマンス・コスト分析

この変更により、トランザクションの最終的なキャプチャ金額を正確に把握できるため、収益の計算や税金の計算がより正確に行えます。これにより、誤った金額をキャプチャすることによる潜在的な損失を防ぐことができます。

5. 実装時の注意点・ベストプラクティス

マニュアルキャプチャを使用し、トランザクションから認証された金額を参照している場合は、total_unsettled_setへの参照に切り替える必要があります。既存のコードを修正する際には、APIバージョンの更新に伴う他の変更点も考慮に入れることが重要です。

6. 次のステップ・発展案

今後は、APIの更新により新たに追加されたフィールドを活用して、より正確なデータ分析や決済処理を実装することが求められます。また、APIの更新を迅速に取り入れるためのシステムの改善も重要な課題となります。

参考記事: Transaction in Admin REST API will now return the Total Unsettled Set amount