STOREFRONT UPDATE

商品ページに開示情報フィールドが追加
Prop 65・誤飲警告をメタフィールドで構造化管理

管理画面から直接入力・対応テーマで自動表示・カスタムストアフロントでも取得可能

BEFORE商品説明文に混在警告テキストを直書きテーマコードに埋め込みハードコーディングカスタム回避策独自メタフィールド等⚠ 構造化されておらず管理・更新が煩雑NEWAFTER — DISCLOSURES FIELDCalifornia Prop 65組み込み開示タイプChoking Hazard誤飲注意(組み込み)カスタム開示タイプその他の商品固有の警告・通知に対応Product Metafields管理画面から直接入力・構造化保存対応テーマ自動表示 / カスタムSF手動取得
OVERVIEW

01この変更が意味すること

2026年6月17日より、Shopify管理画面で商品ごとに「開示情報(Disclosures)」を構造化データとして設定できるようになりました。対象はすべての事業者で、カリフォルニア州Proposition 65警告・誤飲注意などの法的に求められる警告表示をはじめ、独自の注意書きまで一元管理できます。これにより、商品説明文やテーマコードへの直書きという従来の回避策が不要になります。

HOW IT WORKS

02仕組みと表示フロー

Shopify管理画面商品ページDisclosuresフィールドProductMetafields構造化保存対応Online Storeテーマ商品詳細ページにDisclosuresセクション自動表示カスタムSF・非対応テーマメタフィールドを取得し手動レンダリングエンドユーザーに表示※ 開示情報が必要かどうかの判断と内容入力は事業者の責任⚠ Shopifyは自動判定・自動入力は行わないUSE CASES

03業務に活かせるユースケース

課題
米国向けEC:カリフォルニア州Prop 65対象商品の警告文を商品説明に埋め込んでおり、SKUが増えるたびにテキスト管理が煩雑になっていた
打ち手
管理画面のDisclosuresフィールドで「California Prop 65」タイプを選択し、該当商品に一括設定。対応テーマであれば専用セクションが自動表示される
効果
警告文と商品説明文が分離されるため、SEO・コンテンツ品質と法的コンプライアンス表示を独立して管理できる
技術メモ
組み込みタイプとして「California Prop 65」が用意されており、メタフィールドキーの命名規則は公式ヘルプセンターを参照のこと
課題
玩具・食品・幼児用品など誤飲リスクのある商品に警告を表示したいが、テーマのカスタマイズコストが高く、テーマ更新のたびに対応が必要だった
打ち手
「Choking Hazard(誤飲注意)」の組み込み開示タイプを商品に設定。対応テーマでは追加コード不要で商品詳細ページに自動表示される
効果
テーマ更新の影響を受けない形で警告表示を維持でき、運用コストと漏れリスクを低減できる
技術メモ
非対応テーマの場合はLiquidでメタフィールド値を取得しレンダリングする実装が必要。公式ヘルプセンターの設定手順を確認すること
課題
有機認証・アレルギー情報・輸入規制など、Prop 65・誤飲以外の独自の注意書きを商品ごとに柔軟に表示したい
打ち手
カスタム開示タイプを利用して任意の警告・通知をメタフィールドとして設定。Headless/カスタムストアフロント環境でもAPIでメタフィールドを取得して表示できる
効果
販売チャネルや技術スタックを問わず、構造化された開示情報を一元管理できるため、運用・更新コストが削減される
技術メモ
カスタムストアフロント・非対応テーマはメタフィールドを手動取得・レンダリング。Storefront APIおよびAdmin APIでのアクセス可否は公式ドキュメントで確認推奨
FOR DEVELOPERS

04技術者が押さえるべきポイント

保存形式

開示情報はProduct Metafieldsとして保存される。独自メタフィールドと同様にAPIで取得可能(具体的なネームスペース・キーは公式ドキュメント参照)

組み込みタイプ

「California Proposition 65」と「Choking Hazard(誤飲注意)」の2タイプが組み込みで提供。その他はカスタム開示タイプとして定義可能

対応テーマ

Shopify公式サポートのOnline Storeテーマでは、Disclosuresが入力された商品の詳細ページに専用セクションが自動追加される

非対応テーマ・カスタムSF

Liquidまたはカスタムストアフロントで開示メタフィールドを手動取得し、レンダリングする実装が必要。詳細な実装方法は元記事に記載なし

事業者責任

どの商品にどの開示情報が必要かの判断、および適切な内容の入力は事業者の責任。Shopifyは自動判定・自動設定を行わない

移行の注意点

既存の商品説明文・テーマコード内の警告テキストは自動移行されない。既存データの移行作業は手動またはAPIスクリプトで対応が必要

商品開示情報の構造化管理により、米国コンプライアンス対応(Prop 65・誤飲警告)の運用負荷を削減しつつ、カスタムタイプで日本市場独自の注意書きにも柔軟に対応できます。