ShopifyQL 2026-10:Shop Campaigns 新指標・ディメンション追加
キャンペーン起因の売上をスキーマレベルで分解できるようになりました
APIバージョン 2026-10(2026年10月1日〜) より、ShopifyQL の shop_campaign_insights スキーマと sales スキーマに Shop Campaigns 関連フィールドが新たに追加されました。EC事業者は、どのキャンペーンが受注・売上を牽引したかをより詳細に分析できます。開発者はクエリを更新するだけで新フィールドを即座に利用できます。
1変更内容の図解(Before / After)
2追加フィールド一覧
| スキーマ | フィールド名 | 種別 | 説明 |
|---|---|---|---|
| shop_campaign_insights | shop_campaign_orders | メトリクス | キャンペーン経由の注文数 |
| shop_campaign_insights | country | ディメンション | 国名(テキスト) |
| shop_campaign_insights | country_code | ディメンション | 国コード(ISO形式) |
| sales | shop_campaign_id | ディメンション | キャンペーンの一意識別子 |
| sales | shop_campaign_name | ディメンション | キャンペーン名称 |
| sales | shop_campaign_tag | ディメンション | キャンペーンに紐づくタグ |
| sales | shop_campaign_type | ディメンション | キャンペーンの種別・タイプ |
※ 各フィールドの正確な型定義・利用条件は、Shopify公式ドキュメントでご確認ください。
3業務に活かせる具体ユースケース
- 課題
- 複数のShop Campaignsを同時運用しているが、どのキャンペーンが実際に注文につながっているか把握できていない。
- 打ち手
- shop_campaign_insights スキーマに追加された shop_campaign_orders メトリクスを ShopifyQL でクエリし、キャンペーン別の注文数をダッシュボードに表示する。
- 効果
- ROIの低いキャンペーンを素早く特定し、予算配分の最適化サイクルを短縮できる。
- 技術メモ
- APIバージョン 2026-10 以降のエンドポイントを指定してクエリを実行する必要があります。旧バージョンでは該当フィールドは存在しません。
- 課題
- グローバル展開中のストアで、Shop Campaignsの効果が国ごとにどう異なるかを把握するための切り口がなかった。
- 打ち手
- country / country_code ディメンションを GROUP BY に追加し、国別のキャンペーン効果レポートを生成する。
- 効果
- 地域ごとのキャンペーン反応差を可視化し、ローカライズ施策やターゲティング精度の向上に活用できる。
- 技術メモ
- country_code は ISO 形式が想定されますが、正確な形式は公式ドキュメントでご確認ください。
- 課題
- salesレポートでは総売上しか見られず、どのキャンペーンが売上に貢献したか分解できなかった。
- 打ち手
- sales スキーマに追加された shop_campaign_name や shop_campaign_type ディメンションで売上をグルーピングし、キャンペーン別・タイプ別の売上比較レポートを作成する。
- 効果
- マーケティング施策ごとの売上貢献度を財務チームにも分かりやすい形式で提示でき、意思決定スピードが向上する。
- 技術メモ
- shop_campaign_id を軸にキャンペーン詳細データと結合することで、より深い分析が可能です。
4技術者目線のポイント
新フィールドは 2026-10 以降 のみ有効。既存クエリを 2026-07 以前のバージョンで実行しても新フィールドは取得できません。クエリ更新時はバージョン指定を忘れずに。
変更対象は shop_campaign_insights と sales の2スキーマのみ。他のスキーマへの変更は元記事に記載なし。既存のクエリへの破壊的変更はありません(フィールド追加のみ)。
既存のクエリを変更する必要はありません。新フィールドを利用する場合のみクエリを更新します。古いバージョンのAPIを使い続けても既存クエリは影響を受けません。
各フィールドの詳細な型定義・NULL値の扱い・集計仕様については元記事の表が途中で切れており、公式ドキュメントで必ず最終確認してください。
ShopifyQL を使ったカスタム分析アプリ・BI連携ツールを開発・運用している場合、2026-10 へのバージョンアップ後に新ディメンションをスキーマ定義に追加する対応が必要です。
ShopifyQL 2026-10 への移行だけで、キャンペーン別・国別の注文数と売上を即座に分解できるようになるため、Shop Campaigns の費用対効果を定量的に証明できる分析基盤を低コストで整備できます。
Source: https://shopify.dev/changelog/new-shop-campaigns-metrics-and-dimensions-on-api-version-2026-10 | 公開日: 2026年10月1日






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