Sidekickアプリ拡張に
新審査要件が追加
広告禁止・機能整合性の義務化により、マーチャントの信頼を守る
01今回の変更概要
2026年6月17日より、Shopify App StoreにSidekickアプリ拡張向けの新しい審査要件(2.2.8・2.2.9)が追加された。既存・新規を問わず、すべてのSidekickアプリ拡張が即日対象となる。アプリの機能範囲の逸脱や、拡張内での広告・プロモーションが明示的に禁止された。
BEFORE / AFTER02要件追加の Before / After
REQUIREMENTS032つの新要件の詳細
| 要件番号 | タイトル | 内容 |
|---|---|---|
| 2.2.8 | 機能整合性 | 拡張のTOML設定・App Store掲載情報・実行時の動作の3点が、アプリ本来のコア機能と「実質的に一致」していなければならない。Sidekickに公開するツール・インテント・アクションは、アプリがマーチャントに提供する機能の論理的な表現であること |
| 2.2.9 | 広告・プロモーション禁止 | Sidekickアプリ拡張内で自アプリの宣伝・関連アプリの紹介・レビュー要求をしてはならない |
04業務に活かせる具体ユースケース
- 課題
- 在庫管理アプリがSidekick拡張内に「別の分析アプリも試してみませんか?」というクロスセルメッセージを実装していた
- 打ち手
- 2.2.9に基づきクロスセル要素をすべて削除し、在庫照会・発注提案など在庫管理本来のツールのみに整理する
- 効果
- 審査通過・マーチャントへの余分なノイズ排除による信頼性向上
- 技術メモ
- extension.toml の intents/actions 定義を見直し、関連しないツールのエントリポイントを除去する
- 課題
- SEOアプリがSidekick拡張で「5つ星レビューをお願いします」というポップアップ形式のプロンプトを出していた
- 打ち手
- 2.2.9に従い、Sidekick拡張のランタイムからレビュー要求ロジックを完全に除去する
- 効果
- ポリシー違反によるApp Store掲載停止リスクを回避できる
- 技術メモ
- レビュー要求はSidekick以外のUI(管理画面内バナー等)での実装も引き続きShopifyガイドラインの範囲で検討可能。Sidekick内限定の禁止事項
- 課題
- メール配信アプリのSidekick拡張が、メール機能に加えてSMS送信やプッシュ通知といったアプリ未搭載機能のツールを定義していた
- 打ち手
- 2.2.8に基づき、App Store掲載で説明している機能と実際に提供している機能のみをSidekickツールとして定義し直す
- 効果
- TOML設定・掲載情報・ランタイムの3点整合性を確保し、審査でのリジェクトを防止する
- 技術メモ
- App Store掲載文・拡張TOMLの両方を同時に更新するPRを管理し、「掲載文とコードの乖離」が生じないフローを社内で確立することを推奨
05開発者が確認すべきチェックポイント
対象ファイル・箇所
- extension.toml:tools / intents / actions の定義
- ランタイムコード:拡張実行時の実際の応答ロジック
- パートナーダッシュボード:App Store掲載文・説明文
禁止事項(2.2.9)具体例
- 自アプリのアップグレード誘導メッセージ
- 関連・姉妹アプリの紹介・リンク挿入
- 「このアプリをレビューしてください」等のレビュー要求
- アフィリエイト・プロモーションコードの提示
適用タイミング
本要件は2026年6月17日より即日適用。既存の拡張も対象となるため、公開中のアプリは速やかに対応が必要。猶予期間については元記事に記載なし。
確認すべき公式ドキュメント
- App Store requirements(shopify.dev)
- Sidekick app extensions ドキュメント(shopify.dev)
※具体的なURLは公式サイトで最新情報を確認してください
Source: https://shopify.dev/changelog/sidekick-app-extensions-app-store-requirements | 公開日: 2026年6月17日






Share:
WhatsAppマーケティング同意をAPIで管理可能に
バルククエリが最大4倍高速化:大規模データ移行が変わる