API CHANGE

WhatsAppマーケティング同意をAPIで管理できるようになりました

Admin API・Customer Account API 両対応 ― 顧客の同意状態を取得・更新するmutationが登場

ADMIN APIcustomerWhatsAppMarketingConsentUpdateCUSTOMERACCOUNT APIcustomerWhatsAppMarketingConsentUpdateCustomerPhoneNumberwhatsAppMarketingConsent (field)顧客のデフォルト電話番号に紐づくWhatsApp同意状態を読み書き可能

2026年6月17日以降、ShopifyのAdmin APIおよびCustomer Account APIを通じて、顧客のWhatsAppマーケティング同意を取得・更新できるようになりました。新しいcustomerWhatsAppMarketingConsentUpdate mutationと、CustomerPhoneNumberオブジェクトのwhatsAppMarketingConsentフィールドにより、EC事業者と開発者はWhatsApp同意管理をシステムに組み込めます。

OVERVIEW

01変更内容の全体像

WhatsApp同意管理のAPI構造Admin APIストア管理者・バックエンドアプリから操作Customer Account API顧客自身が自分の同意を更新するフロー向けmutationcustomerWhatsAppMarketingConsentUpdate同意状態を更新CustomerPhoneNumberwhatsAppMarketingConsent現在の同意値を読み取るデフォルト電話番号に紐づく※ 対象は顧客のデフォルト電話番号のみUSE CASES

02業務で活かせる3つのユースケース

課題
CRMやMAツールにWhatsApp同意状態を反映したいが、Shopify側のデータと乖離が生じてしまう
打ち手
Admin APIのcustomerWhatsAppMarketingConsentUpdate mutationを使い、外部ツールでの同意変更イベントをトリガーにShopify側の同意状態をリアルタイムで同期する
効果
同意の二重管理が解消され、法令遵守(GDPR等)に必要な正確な同意記録を一元管理できる
技術メモ
同意値の読み取りはCustomerPhoneNumber.whatsAppMarketingConsentフィールドで取得可能。バックエンドのワークフロー(Flowなど)と組み合わせると処理を自動化しやすい
課題
マイページ(顧客アカウント)でWhatsApp通知の受信設定を自分で変更したいが、現状では手段がない
打ち手
Customer Account APIのcustomerWhatsAppMarketingConsentUpdate mutationをHeadless/カスタムアカウントページに組み込み、顧客自身が同意オン/オフを切り替えられるUIを実装する
効果
顧客が自分の通知設定をセルフサービスで管理でき、オプトアウト対応の工数削減とUX向上を同時に実現する
技術メモ
Customer Account APIはログイン済みの顧客セッションが必要。顧客トークンの取り扱いに関しては公式リファレンスを確認すること
課題
WhatsAppマーケティングキャンペーン開始前に、同意済み顧客の数と電話番号を正確に把握したい
打ち手
Admin APIで顧客リストを取得する際、CustomerPhoneNumber.whatsAppMarketingConsentフィールドを参照して同意済み顧客のみをフィルタリングし、配信対象リストを作成する
効果
未同意の顧客への誤配信リスクを排除し、WhatsAppビジネスポリシーへの準拠を担保したキャンペーン設計が可能になる
技術メモ
フィルタリングロジックはAPI側・アプリ側のどちらで実装するかを検討し、レスポンスのページネーションにも注意すること
FOR DEVELOPERS

03技術者が押さえておくべき5つのポイント

NEW MUTATION

customerWhatsAppMarketingConsentUpdate
Admin API・Customer Account API の両方に追加されたmutation。顧客のデフォルト電話番号に紐づくWhatsApp同意状態を更新する。

READ FIELD

CustomerPhoneNumber.whatsAppMarketingConsent
現在の同意値を読み取るためのフィールド。CustomerPhoneNumberオブジェクトから参照する。

SCOPE

対象はデフォルト電話番号のみ
元記事の記載では、操作対象は顧客の「デフォルト電話番号」に限定されている。複数番号管理については記載なし。

DUAL API

2つのAPIで同一mutationが利用可能
Admin APIはバックエンド・管理者操作向け、Customer Account APIは顧客自身の操作向けと用途で使い分けができる。

REFERENCE

移行・実装の確認先
元記事はAdmin API・Customer Account API両方のリファレンスへのリンクを案内している。詳細なパラメータや返却値は必ず公式ドキュメントで確認すること。

注意

APIバージョンは記載なし
元記事にはどのAPIバージョン以降で利用可能かの明示がない。公式Changelogおよびリファレンスで対応バージョンを確認してから実装すること。

BEFOREWhatsApp同意の更新・取得はAPIで操作不可手動対応 or 管理画面のみAFTERcustomerWhatsAppMarketingConsentUpdate mutation でAdmin API / Customer Account APIから同意を操作可能に

「WhatsApp同意管理をAPIで自動化・セルフサービス化することで、マーケティングコンプライアンスの確保と顧客体験の向上を同時に実現できます。」

Source: https://shopify.dev/changelog/whatsapp-marketing-consent-now-available | 公開日: 2026年6月17日