B2B UPDATE

B2Bディスカウントが
デフォルト有効化

申請ゼロ・即日利用可能。B2B専用割引がすべての対象ストアで自動オン

BEFOREサポートへ申請CONTACT SUPPORT手動で有効化MANUAL ACTIVATIONディスカウント利用可AUTOAFTER — DEFAULT ON新規ストアNEW STORES既存ストア(対象)EXISTING ELIGIBLE即時利用可能READY IMMEDIATELY自動割引+コード両対応

2026年6月23日より、B2B機能を利用するShopify Plusの新規ストアおよびアクティブ・スケジュール済み割引が存在しない既存ストアを対象に、B2B向けディスカウント機能がデフォルトで有効化されました。これまで必要だったShopifyサポートへの申請が不要となり、管理画面から即座に自動割引・割引コードを設定できます。ただし有効化後は既存の割引設定がB2B顧客にも適用される可能性があるため、Eligibility設定の確認が必須です。

WHAT'S CHANGING

01変更内容の全体像

B2B DISCOUNT ELIGIBILITY FLOW新規B2BストアNEW B2B STORE既存ストア(対象)EXISTING / NO ACTIVE DC自動有効化AUTO-ACTIVATED自動割引AUTOMATIC DISCOUNTS割引コードDISCOUNT CODES⚠ Eligibility(適用対象)設定で顧客を制御All / Specific / Segments→ B2B+非B2B両方に適用Markets → B2B company location→ B2Bのみに適用Markets → Region market→ 非B2Bのみに適用USE CASES

02業務に活かせる具体ユースケース

ユースケース 1:法人専用の数量割引を即日設定

課題
法人顧客に対して一定数量以上で割引を提供したいが、これまではサポート申請→有効化待ちというリードタイムがあり、キャンペーン開始に遅延が生じていた。
打ち手
B2Bディスカウントがデフォルト有効化された今、管理画面のディスカウント設定からすぐに自動割引を作成。Eligibilityで「Markets → B2B company location market」を選択し、法人顧客のみに適用範囲を絞る。
効果
申請・待機ゼロで当日中にキャンペーン開始可能。B2B専用割引が一般消費者へ誤適用されるリスクも排除できる。
技術メモ
Markets設定でB2B company location marketを割引のEligibilityに紐づけることで、B2B専用の割引ロジックをチェックアウトレベルで制御できる。

ユースケース 2:既存BtoCサイトへのB2B機能追加時の割引管理

課題
既存のBtoC向けストアにB2B機能を追加した場合、BtoC向けに設定済みの割引コードがB2B顧客にも適用されてしまうリスクがある。
打ち手
B2Bディスカウントが新たに有効化されるタイミングで、既存の割引すべてのEligibility設定を見直す。BtoCのみに絞る割引には「Markets → Region market」を選択し、B2Bには非適用に設定する。
効果
BtoCとB2Bの割引体系を明確に分離でき、意図しない割引漏れや利益圧迫を防止できる。
技術メモ
元記事によると、Markets指定のないAll customers / Specific customers / Customer segments設定はB2B・非B2B双方に適用される点に注意。有効化後は必ずEligibility設定の棚卸しを実施すること。

ユースケース 3:新規B2Bストアの立ち上げを最短ルートで完了

課題
新規にB2Bストアを構築する際、ディスカウント機能の有効化を後から申請する必要があり、テスト段階では割引フローの検証ができなかった。
打ち手
2026年6月23日以降に作成した新規B2Bストアはディスカウントがデフォルト有効。ストア作成直後から自動割引・割引コードの動作テストを本番環境と同じ条件で実施できる。
効果
開発・QAフェーズでのテストサイクルが短縮され、ローンチまでのリードタイムを削減できる。
技術メモ
元記事ではAPI・Liquidへの直接言及はなし。ディスカウント機能のテストにはShopify管理画面のディスカウント詳細ページを使用する。
TECHNICAL NOTES

03技術者目線のポイント

🎯 適用対象ストアの条件

新規B2Bストアは無条件でデフォルト有効。既存ストアはアクティブまたはスケジュール済みのB2B割引が存在しない場合のみ自動有効化対象。すでにB2B割引を利用中のストアは現状維持。

⚠ 既存割引のB2B誤適用に注意

有効化後、Eligibilityが「All customers」「Specific customers」「Customer segments」に設定された割引はB2B顧客にも自動的に適用される。意図しない場合はMarkets設定で対象を限定すること。

🗺 Eligibility × Markets の制御

B2B専用割引にするには「Markets → B2B company location market」、非B2B専用には「Markets → Region market」を選択。この組み合わせでBtoC・B2Bの割引を完全分離できる。

🔧 API・Liquidへの影響

元記事にAPI・Liquidの変更に関する記載なし。ディスカウント機能の設定は管理画面のディスカウント詳細ページのEligibilityセクションから行う。詳細はShopify公式ドキュメント(Discount eligibility / Markets / B2B markets)を参照。

📋 移行チェックリスト

①既存割引のEligibility設定を一覧で確認 → ②B2Bに適用すべきでない割引にRegion marketを設定 → ③B2B専用割引はB2B company location marketで絞り込み → ④テスト購入でB2B/非B2B双方の挙動を検証

ELIGIBILITY SETTING — QUICK REFERENCESETTINGAll customersSpecific customersCustomer segmentsMarkets → B2B locationMarkets → RegionB2B適用✓ 適用✓ 適用✓ 適用✓ B2Bのみ✗ 非適用非B2B適用✓ 適用✓ 適用✓ 適用✗ 非適用✓ 非B2Bのみ
「B2Bディスカウント自動有効化により申請コストゼロで法人割引を即日展開できます——ただし既存割引のEligibility設定を必ず棚卸しし、B2B・BtoCの割引体系が混在しないよう設計してください。」