下書き注文の頭金フィールドが
GraphQL APIに対応
2026-07 APIより、Draft OrderにDeposit(頭金)を設定・表示できるようになりました
2026-07 APIバージョンから、GraphQL Admin APIとCustomer Account APIにおいて下書き注文(Draft Order)にデポジット(頭金)フィールドが追加されました。アプリ側でチェックアウト時の一部支払いと残金の後払いを制御できるようになり、フルフィルメント時決済などの柔軟な支払いフローが実現します。この機能はShopify Plusストア限定での提供です。
OVERVIEW01変更内容の全体像
USE CASES02業務に活かせるユースケース3選
- 課題
- 受注生産の高額商品を販売する際、全額前払いは顧客の心理的ハードルが高く、カゴ落ちが多発している
- 打ち手
- Draft Order作成時に
DraftOrderInput.depositで総額の30%を頭金に設定し、残金70%はフルフィルメント時決済(due-on-fulfillment)に設定する - 効果
- 顧客の初期支出を抑えてコンバージョン率を改善しつつ、発送前に残金を確実に回収できる
- 技術メモ
- 2026-07 API以降。Admin APIで書き込み、Customer Account APIで読み取り確認が可能。Shopify Plus限定
- 課題
- インテリアや家具などの大型商品でBtoB取引を行う際、見積りと入金確認を経て発注確定するフローをShopify内で完結させたい
- 打ち手
- 営業担当がAdmin APIでDraft Orderを作成しdepositフィールドを設定。顧客はCustomer Accountの注文詳細画面で「今すぐ支払う金額」と「後払い残金」を確認してチェックアウトを進める
- 効果
- 見積りから入金管理までShopify Admin内で一元管理でき、外部の請求システムとの二重管理を削減できる
- 技術メモ
- Customer Account APIはread-onlyでdeposit情報を公開。amountDueNow / amountDueLater フィールドが利用可能
- 課題
- イベントや旅行などの予約販売で、予約時に一部を即時決済し、イベント直前に残金を請求したい
- 打ち手
- アプリがDraft Orderにdepositを設定。予約完了時にdepositのみ決済し、残金はフルフィルメントのタイミングで自動請求されるフローをPlusのカスタムフローと組み合わせる
- 効果
- キャンセルリスクを低減しながら顧客体験を向上。「先払い全額」と「後払い全額」の中間的な柔軟な運用が可能になる
- 技術メモ
- due-on-fulfillment payment termsとの組み合わせが公式に言及されている。詳細な設定値は公式ドキュメントで確認すること
03技術者目線のポイント
API Version
対応は 2026-07 APIバージョン以降。それ以前のバージョンではフィールドは存在しないため、バージョン指定に注意
Admin API
DraftOrderInput.depositを使い、draftOrderCreate・draftOrderUpdateミューテーションでdeposit設定が可能。読み書き両対応
Customer Account API
Draft Orderに対してdeposit情報を読み取り専用(read-only)で公開。amountDueNowとamountDueLaterが利用可能
対象プラン
この機能はShopify Plusストア限定。通常プランでは利用不可。プラン確認を事前に行うこと
Payment Terms
due-on-fulfillment(フルフィルメント時払い)などの支払い条件との組み合わせが公式ユースケースとして言及されている
移行・注意点
既存のDraft Order連携アプリはAPIバージョンを2026-07以上に上げるまで新フィールドは利用不可。旧バージョンのクエリへの影響の有無は公式ドキュメントで確認を






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