マーケット別配送設定
機能プレビュー公開
Delivery Profile → Markets へ。配送ロジックの新アーキテクチャを今すぐ検証せよ。
2026年7月1日より機能プレビューが公開された「Market-driven shipping」は、商店の配送設定をDelivery Profile APIからMarkets APIへ移行する大きなアーキテクチャ変更です。アプリ開発者はDelivery Profile APIの利用方法を見直す必要があり、2026年10月1日から段階的なロールアウトが始まります。EC事業者にとってはマーケットごとの配送料が格段に管理しやすくなります。
OVERVIEW01変更の全体像:何がどこへ移動するか
USE CASES02業務に活かせる3つのユースケース
- 課題
- 国際展開している店舗で、日本向け・北米向け・欧州向けの配送料をそれぞれ細かく設定したいが、これまでは単一のDelivery Profileで管理するため条件が複雑化し、チェックアウトで意図しない送料が表示されるケースがあった。
- 打ち手
- Market-driven shippingで各マーケット(日本、北米、欧州)に直接配送オプションを紐付け、商品カテゴリやロケーション条件をそのマーケット内で完結させる。
- 効果
- マーケットごとの送料ロジックが独立するため、チェックアウトで表示される送料が意図通りになり、カスタマーサービスへの問い合わせ削減が期待できる。
- 技術メモ
- 配送設定の参照先がMarkets APIに変わるため、既存のDelivery Profile API連携コードは修正対象となる。公式の移行ガイドを参照のこと。
- 課題
- 配送料計算アプリ(Carrier Service)を提供する開発者が、自社アプリのDelivery Profileを作成すると商店側の配送設定に意図せず干渉し、サポート対応コストが増大していた。
- 打ち手
- 新アーキテクチャではアプリ作成のDelivery Profileは商店の配送設定(Markets API管理)と完全に分離される。アプリは引き続きDelivery Profile APIを使用し、商店設定への副作用がなくなる。
- 効果
- アプリ起因のトラブルが減少し、開発者・商店双方の運用負荷が軽減される。アプリが全商品をターゲットにできるようになり、設定の自由度も向上する。
- 技術メモ
- アプリのDelivery ProfileはAPIの変更なく継続利用可能。ただし商店の設定を「読み取る」処理も含む場合は確認が必要。
- 課題
- Shopifyパートナーが商店の配送設定を読み取り・作成・更新するカスタムアプリを構築しているが、アーキテクチャ変更後も既存コードが正しく動作するか不明。
- 打ち手
- 機能プレビューを今すぐ有効化した開発ストアを作成し、既存の統合とレートロジックを検証する。公式の「Market-driven shipping feature preview」ドキュメントで移行手順を確認する。
- 効果
- 2026年10月のロールアウト開始前に問題を検出・修正でき、本番商店への影響をゼロに抑えられる。
- 技術メモ
- 機能プレビューは2026年7月1日より利用可能。新規開発ストア作成→機能プレビュー有効化→テストの手順で進める。
03技術者が押さえるべき5つのポイント
① APIの移行先
商店の配送設定操作はDelivery Profile API → Markets API へ移行。アプリのDelivery Profileは引き続きDelivery Profile APIを使用する。
商店の配送設定操作はDelivery Profile API → Markets API へ移行。アプリのDelivery Profileは引き続きDelivery Profile APIを使用する。
② アプリ配送設定の強化
アプリ作成のDelivery Profileは全商品をターゲットにできるようになる。また商品をアプリプロファイルに追加しても商店の設定に影響しなくなる(副作用の解消)。
アプリ作成のDelivery Profileは全商品をターゲットにできるようになる。また商品をアプリプロファイルに追加しても商店の設定に影響しなくなる(副作用の解消)。
③ 移行対象の判断基準
アプリがDelivery Profile APIで商店の配送設定を読み取り・作成・更新している場合は対応必須。アプリ自身のDelivery Profileのみ操作しているなら変更不要(元記事記載)。
アプリがDelivery Profile APIで商店の配送設定を読み取り・作成・更新している場合は対応必須。アプリ自身のDelivery Profileのみ操作しているなら変更不要(元記事記載)。
④ 今すぐできる検証手順
① 新規開発ストアを作成 → ② 機能プレビューを有効化 → ③ 既存連携とレートロジックを検証。プレビューは2026年7月1日より利用可能。
① 新規開発ストアを作成 → ② 機能プレビューを有効化 → ③ 既存連携とレートロジックを検証。プレビューは2026年7月1日より利用可能。
⑤ チェックアウト表示への影響
アプリ提供レートは新UIでも商店レートと並列表示される。表示ロジックの根本変更はないが、商店側設定のオーナーシップ変更により最終表示結果が変わる可能性がある。テストで確認推奨。
アプリ提供レートは新UIでも商店レートと並列表示される。表示ロジックの根本変更はないが、商店側設定のオーナーシップ変更により最終表示結果が変わる可能性がある。テストで確認推奨。
⑥ ロールアウトスケジュール
2026年10月1日 商店への段階展開開始。2027年7月1日 全商店への適用完了。対応期限を社内のロードマップに今すぐ組み込むことを推奨。
2026年10月1日 商店への段階展開開始。2027年7月1日 全商店への適用完了。対応期限を社内のロードマップに今すぐ組み込むことを推奨。
「Market-driven shippingは配送設定をDelivery ProfileからMarketsに移行する必須対応で、商店の配送設定を扱うアプリは2027年7月の完全移行前に改修が必要です。今すぐ機能プレビューで検証を開始し、2026年10月のロールアウトに備えましょう。」
Source: https://shopify.dev/changelog/market-driven-shipping-now-available-in-feature-preview | 公開日: 2026年7月1日 ※本記事はShopify公式ではなく独立系メディアcompassによる解説です。最終確認は公式ドキュメントをご参照ください。






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