ANALYTICS

実店舗フィルターで
Shopify分析が進化

「Is physical storefront」フィルター登場 — 実店舗とオンラインをスプレッドシート不要で即比較

LOCATIONS渋谷店IS PHYSICAL STOREFRONT ✓新宿店IS PHYSICAL STOREFRONT ✓ECウェアハウスIS PHYSICAL STOREFRONT ✗オンラインストアIS PHYSICAL STOREFRONT ✗実店舗のみ¥12,400,000FILTER: IS PHYSICAL = TRUEその他チャネル¥8,900,000FILTER: IS PHYSICAL = FALSECUSTOM REPORTカスタムレポート保存 & 再利用可能Reports / Explore 対応

ShopifyのReportsとExploreに「Is physical storefront」フィルター・グループ軸が追加されました(2026年6月30日公開)。実店舗フラグをロケーションに設定するだけで、インストア売上とその他チャネルをリアルタイムに比較可能。スプレッドシートへのエクスポート作業が不要になります。

HOW IT WORKS

01仕組みとフィルターの動作

Is physical storefront フィルターの動作フローロケーション設定physical storefrontをONにするフラグ即時反映過去の売上データもすべて対象にReports / Exploreフィルター・グループ軸として利用可能カスタムレポート保存して繰り返し活用BEFORE従来の分析フローレポートDL → スプレッドシートで加工→ 店舗列を手動フィルタリング→ グラフ作成 … 工数大⚠ データが古くなりやすいAFTER新しい分析フロー管理画面でフィルターを選択するだけ→ 実店舗 / その他を即座に比較→ カスタムレポートに保存して再利用✓ 常に最新データをリアルタイム参照

フラグは「現在の設定」を参照します。ロケーション詳細ページで「physical storefront」をONにすると、過去の売上を含むすべてのデータがフィルター対象に即時追加されます。逆にOFFにすると除外されます。

USE CASES

02業務に活かせるユースケース

課題
複数の実店舗とECを運営しているが、売上レポートがロケーション単位でしか出せず、「実店舗合計 vs EC合計」の比較に毎月スプレッドシート加工が必要だった。
打ち手
全実店舗ロケーションに「Is physical storefront」フラグをON。ReportsでIs physical storefrontをグループ軸に設定し、チャネル別売上比較レポートを作成・保存する。
効果
月次レポート作成工数を大幅削減。最新データを常に参照できるため、タイムラグのない意思決定が可能になる。
技術メモ
フラグはロケーション詳細ページから設定。変更は即時反映のため、テスト用ロケーションのフラグ管理に注意すること。
課題
新規出店した店舗の売上貢献度を既存店と分けてモニタリングしたいが、POSレポートだけでは実店舗全体との比較軸がなかった。
打ち手
ExploreでIs physical storefrontをフィルターに設定し、既存POSディメンション(ロケーション別)と組み合わせて新旧店舗の貢献度ダッシュボードを構築する。
効果
実店舗全体のベースラインと新店の比較が同一画面でできる。エクスポート不要でリアルタイムに進捗確認が可能。
技術メモ
本フィルターは既存のPOSディメンションと併用できる旨が公式に記載あり。複合フィルター条件での動作確認を推奨。
課題
季節キャンペーン期間中、実店舗限定プロモーションの効果をオンラインセールと切り分けて評価できていなかった。
打ち手
キャンペーン期間を日付フィルターで絞り込み、Is physical storefrontをTRUEに設定した専用カスタムレポートを事前に保存。キャンペーン終了後に即座にレビューできる体制を整える。
効果
プロモーション効果の帰属分析が明確になり、次回キャンペーン予算配分の精度が向上する。
技術メモ
カスタムレポートへの保存はReports・Explore両方で対応。フィルター条件ごと保存できるため、テンプレート化しておくと繰り返し活用しやすい。
TECHNICAL NOTES

03開発者・運用担当者向けポイント

即時反映

フラグ変更は過去データも対象

ロケーションの「physical storefront」設定をON/OFFすると、過去の売上を含むすべてのレポートデータに即座に反映されます。意図しない集計変更を防ぐため、フラグ変更は計画的に行うこと。

対応画面

ReportsとExploreの両方で利用可能

標準レポート画面(Reports)とデータ探索画面(Explore)の両方でフィルター・グループ軸として使用できます。どちらのビューで作成したカスタムレポートにも保存が可能です。

POSとの併用

既存POSディメンションと組み合わせ可

既存のPoint of Saleディメンション(ロケーション別、レジ別など)と組み合わせて使用できます。より細かい粒度の実店舗分析が管理画面内で完結します。

注意点

対象フィールドは公式ヘルプで確認を

サポートされるフィールドの全リストは公式ヘルプセンターに掲載されています。元記事に「see the Shopify Help Center」とのみ記載されており、具体的なフィールド名はヘルプを直接参照してください。

設定場所

ロケーション詳細ページから設定

管理画面の「設定 → ロケーション → 対象ロケーションを選択」のロケーション詳細ページから「physical storefront」フラグをONにします。保存後すぐにレポートへ反映されます。

API・Liquid影響

記載なし

元記事にはAPI・Liquidへの影響についての記載はありません。分析UIの機能追加であり、ストアフロントやAPIレスポンスへの直接的な影響は現時点では確認できません。詳細は公式ドキュメントで確認してください。

「実店舗 vs オンライン」の比較分析をスプレッドシート不要で管理画面内に完結させ、マルチチャネル運営の意思決定スピードを大幅に向上できます。

Source: https://changelog.shopify.com/posts/filter-and-group-your-reports-by-physical-storefront | 公開日: 2026年6月30日