発注書が在庫移動と自動連携
ShopifyのPO管理が刷新
Purchase OrderとTransferがひとつの流れに統合され、分割入荷・POS受領・CSV登録が一括管理可能に
Shopifyの発注管理が2026年6月22日付けで大幅に強化されました。これまで独立していた「発注書(Purchase Order)」と「在庫移動(Transfer)」が自動連携するようになり、入荷受領を管理画面とPOSの両方から実行できます。分割入荷の個別追跡・CSV一括登録・前回仕入価格の自動補完も追加され、EC事業者の仕入れオペレーション全体が改善されます。
OVERVIEW01Before / After:何が変わったか
USE CASES02業務に活かせる3つのユースケース
- 課題
- 倉庫と店舗で入荷受領のタイミングが異なり、どちらで何を受け取ったか把握できない
- 打ち手
- 荷物が到着した場所(店舗ならPOS、倉庫ならAdmin)からそれぞれ受領処理を行う
- 効果
- 受領拠点がバラバラでも、ひとつの発注書にすべての受領履歴が紐づき、未着分の確認も即時に可能
- 技術メモ
- Transferは自動生成されPOとリンクされるため、画面を行き来して二重入力する必要がなくなる
- 課題
- サプライヤーから大量の新商品を仕入れる際、発注明細を1行ずつ手入力する作業が煩雑
- 打ち手
- CSVインポート機能を使い、発注明細を一括アップロードする
- 効果
- 入力工数を大幅削減。サプライヤーから受け取った商品リストをそのままCSV形式に整えて読み込むことで即座に発注書を完成させられる
- 技術メモ
- CSV仕様の詳細はShopifyヘルプセンターを参照。対応カラム・フォーマットは公式ドキュメントで確認すること
- 課題
- 同じサプライヤーに繰り返し発注するたびに仕入価格を調べて手入力しており、入力ミスが発生しやすい
- 打ち手
- 自動補完機能を活用し、前回の仕入価格または商品ページの原価(Cost per item)を自動入力させる
- 効果
- 価格入力ミスを防ぎ、発注書作成スピードが向上。コスト比較の起点として既存データを活用できる
- 技術メモ
- 自動補完される価格は「前回仕入価格」または「商品ページのCost per item」。両者の優先順位はShopifyヘルプセンターで確認を推奨
03技術者が押さえるべきポイント
発注書の「受領」アクションを実行した時点でTransferが自動生成される。従来のように手動でTransferを別途作成する必要はなくなった。
各TransferはPOと紐づいて保存される。発注内容・入荷実績・仕入コストを一元参照できるため、在庫原価管理の精度が向上する。
1つのTransferに複数シップメントを持てる設計になっており、到着ごとに個別追跡が可能。残数(outstanding)もリアルタイムで確認できる。
発注明細(ラインアイテム)をCSVで一括登録できる。大量SKUの仕入れ業務や、既存スプレッドシートとの連携に有効。
元記事に具体的なAPIバージョンや破壊的変更の記載はなし。既存の在庫連携アプリがTransfer/POを参照している場合は、動作検証と公式ドキュメントの確認を推奨。
受領オペレーションがAdminとPOSの双方で実行可能。出荷が届く拠点に合わせてスタッフが柔軟に対応できる。
Source: https://changelog.shopify.com/posts/purchase-orders-now-create-transfers-to-move-inventory | 公開日: 2026年6月22日






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